東京都知事選の候補者たちは、アニメや漫画、インターネットの規制に関してどんな考えを持っているのだろうか。ITに関する政策提言を行う組織、インターネットユーザー協会(MIAU)がアンケート調査結果を公開している。

MIAUがアンケートの回答を受け取れた候補は半数未満だ
MIAU がアンケートの回答を受け取れた候補は半数未満だ

東京都には自治体の中でも出版社などが集中し、文化の発信地としての役割は大きい。2010年に漫画、アニメの表現規制を強化する「青少年健全育成条例」改正の動きが進んだ際は「表現の自由」をめぐって反対運動が盛り上がった。また青少年のインターネット利用をめぐっても規制の動きと、「知る権利」に関する議論が巻き起こっている。

MIAU はこうした過去を踏まえ、2月9日に行われる都知事選挙に向けて、ネット、アニメ、漫画規制に対する候補のスタンスを尋ねている。1月24日に調査票を送付し、31日で回答を締め切った。

単に規制についての考えを尋ねるだけでなく、東京都はインターネットを活用してどんなことができるか、何をしたいかといった可能性についても質問をしている。

都知事候補のうち MIAU が回答を受け取れたのは、ひめじけんじ、宇都宮けんじ、ドクター・中松、鈴木たつお、ますぞえ要一、細川護煕、ないとうひさおの7氏(東京都選挙管理委員会発表順)。アンケートを試みた16人の候補のうち半数未満だ。

しかし内容は興味深い。これまでの規制でよしとするもの、より厳しい規制を求めるもの、規制を見直すべきとするもの、さまざまな主張が読め、意外な候補の意外な考えを目にすることができる。