米国 Hewlett-Packard(HP)は11月26日遅く、2013会計年度第4四半期の決算を公表し、CEO である Meg Whitman 氏の再建計画が順調に進んでいることを示した。Whitman 氏は HP が近く 3D プリンティング市場に参入する計画を持つことにもふれ、この分野が2014年の新たな成長のカギとなる可能性があると述べた。

HP、2014年の成長のカギとなるのは 3D プリンター
2013会計年度第4四半期の HP の売上は、前年同期比で3%減少して291億ドル。通年の売上は7%減少して1,123億ドルだった。この結果について、Whitman 氏は次のように説明した。

「軌道修正と再構築を目指した第4四半期が終わり、私は2013会計年度における HP の前進に満足している。再建に向けた5年計画を打ち出したとき、回復への道は平坦なものではないと予測していたが、2013会計年度はそれを実感する1年となった」

第4四半期に成長を示したのは、エンタープライズグループ部門。同部門の売上は、前年同期比2%増加して76億ドルだった。Whitman 氏は、エンタープライズグループ部門の売上が増加に転じたのは、8期ぶりのことだと説明した。

3D プリンティング


決算発表で Whitman 氏は、HP は 3D プリンター市場に参入する意志があるのかを尋ねられた。Whitman 氏の回答は、Yes だった。

「3D プリンティングは、一見、紙に対する印刷とは全く違うものに思える。だが実際は、両者は多くの共通するテクノロジーを持っている」

Whitman 氏は、HP が 3D プリンティング市場に参入することで、消費者や産業界に対して価値のある提案ができることを望んでいると述べた。Whitman 氏によれば、HP 社内にはすでに 3D プリンティングの種は播かれているという。

「我々はすでに 3D プリンティングの種を播いた。やがてこの種は大きな木に成長するだろう。だが、成長するには、2014年か2015年まで待つ必要がある。この種は、大きなポテンシャルを持っている。だが、3D プリンティング市場はまだその初期段階にあり、一般消費者や産業関係者が納得できる製品を生み出すには、多くの技術を開発する必要がある」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。