ビデオリサーチインタラクティブは、マスメディアとインターネットのブログや掲示板のような個人メディアの中間に位置づけられ、インターネット上にある膨大な情報をまとめる役割を果たす「ミドルメディア」のアクセス動向を調査した。

まず、調査ではミドルメディアを以下の3つのカテゴリーに分類した。

・「NAVER まとめ」など、集合知の手法を基にユーザーが参加して情報を収集 する「まとめ系」

・「J-CAST ニュース」など、編集者が主観的に価値があると判断した情報を紹介する「自社編集系」

・「ハフィントンポスト」など、各分野の専門家/有識者が個人として意見を寄稿する「オピニオン系」

まとめ系サイトに月間1,000万人以上訪問、「ミドルメディア」のアクセス動向調査
各カテゴリーの月間推定訪問者数の時系列推移

今年7月度の各カテゴリーの推定訪問者数は、「まとめ系」が1,250万人で、「自社編集系」の462万人、「オピニオン系」の460万人に比べて多いことが分かった。

また、前年同月から時系列で推定訪問者数をみると、「自社編集系」は安定して500万人前後で推移しているが、「まとめ系」と「オピニオン系」はともに400万人程度訪問者が増加しており、規模の拡大が見受けられた。なお、「まとめ系」は主に「NAVER まとめ」の伸長、「オピニオン系」は主に「Yahoo!ニュース−個人」の開始が、それぞれのカテゴリーの訪問者増の要因だという。

また、各カテゴリーの訪問者がどのようなサイトを重複して閲覧しているかという調査では、「まとめ系」訪問者は2ちゃんねる関連サイト、「自社編集系」訪問者は IT 系ニュースサイト、「オピニオン系」訪問者は新聞/雑誌系サイトに多く訪問していることがわかり、各カテゴリーの特徴が表れた。

各カテゴリー訪問者の性年齢別構成割合
各カテゴリー訪問者の性年齢別構成割合

また、今年7月度の各カテゴリー訪問者の性年齢別構成では、「自社編集系」「オピニオン系」で男性のシェアが高い傾向にあり、ともに男性35歳以上で訪問者の過半数を占めるという。