NTT コム オンライン・マーケティング・ソリューションは、インターネットアンケートサービス「goo リサーチ」で「2020五輪開催地」に関する調査を日本/英国/オーストラリア/スペインで実施した。その結果、五輪開催による効果として、日本国内では「観光客の増加」がもっとも期待されるものとしてランクインした。

2020年五輪開催都市として「東京」は日本での支持が75.3%で1位と圧倒的だったが、英国では「マドリード」が56.4%に対し東京は33.0%と大差をつけられた。オーストラリアでは、東京が43.6%に対し、マドリードが43.1%と拮抗した。2020年の東京五輪開催を支持しない理由は「開催してもメリットがあるのは一部だけだと思うから」が52.6%と過半数となった。

2020年五輪開催について日本と他国で意見のずれ--goo リサーチ
2020五輪を開催してほしい都市

五輪開催地が必ず整えておくべきものとして各国の回答者がもっとも重視しているのは「治安の良さ」。どの国でも3割を超える回答だった。

日本国内では、東京が五輪開催地に選ばれた際のアピールポイントは「おいしい食べ物」(22.0%)。一方で、海外回答者が開催都市に期待するものは「人々の情熱・熱狂」(英国35.3%、オーストラリア30.7%、スペイン18.7%)で、ギャップが見られた。海外の回答者は、おいしい食べ物にはあまり期待していない(英国5.5%、オーストラリア2.8%、スペイン1.4%)。

オリンピック開催地に東京が選ばれた場合アピールしたいもの(東京)
五輪開催都市に東京が選ばれた場合アピールしたいもの(東京)
五輪開催都市に期待するもの(海外)

五輪開催による効果を聞く質問に対し、日本では「観光客の増加」(63.5%)、「国内消費の増加」(48.3%)と経済面での効果が1位、2位となったが、2012年ロンドン五輪を経験した英国では、「自国で開催することの誇り」が55.5%で1位だった。

調査の対象は、goo リサーチ登録モニターと、英国/オーストラリア/スペイン各国の提携モニター。各国のサンプル数は、日本では男性590名/女性647名、英国では男性109名/女性109名、オーストラリアでは男性108名/女性110名、スペインでは男性109名/女性110名。