トレンドマイクロは、インターネット上の選挙活動をめぐって不審な活動が確認された、と伝えた。手口は主に、ソーシャルメディアでの成りすまし、選挙関連のアンケートを装った不審なメールの2つだという。

トレンドマイクロの調べによると、自民党総裁「安部晋三」を名乗る Twitter アカウントが16個確認され、プロフィール写真を本人の顔写真にするなど、本人と混同させる意図を感じさせるものも10アカウントあったという。

ネット選挙解禁に伴い Twitter/スパムメールで不審な動き、トレンドマイクロ調べ
「安部晋三」を名乗る Twitter アカウント

Twitter は、多くの人に検索されるアカウントで本人確認できたアカウントには、認証済みを示す青色のマークをつけている。また、なりすましアカウントは公職選挙法で禁じられており、違反した場合、2年以下の禁固または30万円以下の罰金に加え、選挙権、被選挙権の停止が科せられる。

また、トレンドマイクロは、選挙関連のアンケートを装った不審なメールも確認している。一例では、アンケートに答えて政党を選択しボタンを押すと、情報入力のためのページに進む。このアンケートサイトをホストしているサーバーは悪質なスパム業者の不正サーバーで、アンケート自体は情報搾取目的の攻撃だと考えられるという。

情報搾取目的と考えられるアンケート
情報搾取目的と考えられるアンケート

不正サーバーの URL は、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」の「Web レピュテーション」機能で、URL への誘導に使われるスパムメールは「E-Mail レピュテーション」技術でブロックできるという。