産業能率大学は、新入社員500名を対象に「2013年度新入社員の会社生活調査」を実施し、その結果を公表。同調査により、新入社員の約4割が SNS 上での上司からの友達申請を「嫌だ」と思っており、女性新入社員についてはその割合がおよそ6割にのぼることが分かった。

まず、LINE や Twitter、Facebook などの SNS の利用状況について尋ねたところ、66.4%が「毎日利用している」と回答。およそ3人に2人が SNS を毎日利用しており、SNS が新入社員にとって非常に身近な存在になっている様子がうかがえる。また、「ほとんど利用していない」「SNS には利用者登録していない」と答えた割合は、いずれも昨年度より減少していた。

新人との距離感注意?新入社員の4割が上司からの SNS 申請“嫌だ”--産能大調べ
およそ3人に2人が、SNS を毎日利用している

続いて、SNS を利用していると回答した新入社員に、「会社の上司から SNS で友達申請があったらどう思うか」を尋ねたところ、42.8%が「嫌だ」と回答。男女別で見ると、女性新入社員が不快感をいだく割合は59.8%にのぼった。一方、男性については「何とも思わない」が41.2%でトップとなっており、関心の無い社員も多いようだ。

上司からの友達申請に不快感を覚えるのは女性が多い傾向に
上司からの友達申請に不快感を覚えるのは女性が多い傾向に

ちなみに、前問の対象者に「SNS を個人的に利用することで会社に不利益をもたらすことがあると思うか」を質問したところ、半数以上の52.6%が「ない」と回答した。これに対し同学は、「SNS が身近な存在ゆえにソーシャルメディア・リスクへの感度は十分ではない新入社員もいそうだ」と指摘している。

同調査は、3月27日から4月10日まで同学の産能マネジメントスクールが開催した「新入社員研修セミナー」へ参加した新入社員のうち500名を対象に実施。有効回答人数は463名で、うち男性324名、女性139名。調査方法は書面アンケートによる。

なお、産業能率大学では、新入社員の働く意欲や新社会人としての意識、将来の目標などに関するアンケートを1990年度から「新入社員の会社生活調査」として継続調査している。