MMD 研究所は、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのスマートフォン利用者を対象に、「携帯キャリアに関する意識調査」を実施。携帯キャリア選択時の重視点として「ネットワーク通信」関連、ネットワーク通信の不満要素には「通信速度の遅さ」「パケ詰まり」「通信障害」に票が集まった。また、キャリアイメージの特徴として安心感・信頼性が高いのはNTTドコモ、ネットワーク通信を改善しているのはソフトバンクモバイルであることなどが分かった。

同調査の調査対象は、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのスマートフォン利用者各400名(20歳以上)で、調査期間は2013年5月31日から2013年6月4日まで。調査方法はインターネットによる。

携帯キャリア選択の重視点は、ネットワーク通信関連が上位に

はじめに、携帯キャリアを選択する際に重視した点を聞いたところ、「月額料金が安い」が最も多く45.8%、次いで「通信が安定している」で37.3%、「通話エリアが広い」で33.7%となった。「月額料金が安い」を除いて、通話・通信など電波状況に関する項目が上位5位に並んでおり、ネットワーク通信環境が良いことがキャリア選択時に重視される傾向にあることが伺えた。
 
携帯キャリアの選択時に重視した点は何ですか
携帯キャリアの選択時に重視した点は何ですか

ネットワーク通信不満要素は「通信速度の遅さ」「パケ詰まり」「通信障害」

次に、スマートフォンを利用する上でネットワーク通信の不満があるかを尋ねると、全体の67.9%(NTTドコモ:70.2%、KDDI(au):74.5%、ソフトバンクモバイル:59.0%)がネットワーク通信に対して何らかの不満を感じていることが分かった。

また、不満を感じている理由を聞いたところ、1位は「通信速度の遅さ」で38.9%(NTTドコモ:44.3%、KDDI(au):41.0%、ソフトバンクモバイル:31.5%)、2位は「パケ詰まり」で29.0%(NTTドコモ:31.8%、KDDI(au):34.3%、ソフトバンクモバイル:21.0%)、3位は「通信障害などのトラブル」で23.0%(NTTドコモ:23.8%、KDDI(au):29.0%、ソフトバンクモバイル:16.3%)だった。

ネットワーク通信の不満点(3キャリア合計)<左>/ネットワーク通信の不満点(キャリア別)<右>
ネットワーク通信の不満点(3キャリア合計)<左>/ネットワーク通信の不満点(キャリア別)<右>

キャリアのイメージ、安心感・信頼性はNTTドコモ、ネットワーク通信の改善はソフトバンクモバイル

さらに、自身が利用している携帯キャリアに関わらず、直近3か月で各携帯キャリアにどのようなイメージを持っているか全12項目の質問をした。その結果、「端末ラインナップが多くなっている」「使用における安心感がある」「信頼性がある」の項目では、NTTドコモが他社と比較して良い傾向に。また、「通話品質」「通信品質」「通信速度」「通話エリア」「通信エリア」など、電波に関するネットワークイメージに関しては、ソフトバンクモバイルが最も良い傾向にあった。
 
直近3か月における携帯キャリアのイメージ
直近3か月における携帯キャリアのイメージ