2013年も、世界サーバー市場に明るい兆しは見えない。IDC および Gartner が今週公表した報告書により、2013年第1四半期のサーバー売上および出荷台数が、前年同期比で減少を示していたことがわかった。

IDC の調査によれば、2013年第1四半期の世界サーバー売上は109億ドルで、前年同期比7.7%の減少。Gartner の調査によれば、118億ドルで、前年同期比で5.0%の減少となっている。

2013年第1四半期 世界サーバー市場は、出荷台数・売上ともに減少 ― Linux サーバーは引き続き好調
世界サーバー市場 売上成長率(前年同期との比較)(出典:IDC)

サーバーの出荷台数では、IDC の調査では、2013年第1四半期の出荷台数は190万台。前年同期比で3.1%減少。Gartner の調査では、出荷台数は230万台で、前年同期比0.7%の減少となっている。

Gartner のリサーチ担当 VP である Jeffrey Hewitt 氏は声明の中で、「2013年第1四半期の世界サーバー市場は、決して好調なものとは言えなかった」と述べている。

Linux、UNIX、Windows

サーバー市場全体は好調とは言えないなか、Linux サーバーの売上は増加していた。

IDC の調査では、Linux サーバーの売上は、前年同期比で3.4%増加し、サーバー市場全体の23.1%を占めるまでに成長した。

一方、Microsoft Windows サーバーの売上は4.2%の減少を示した。だが、それでも Windows は、サーバー市場全体の52.2%を占めている。

UNIX サーバーの売上は7期連続で減少を続けており、第1四半期の売上も前年同期比で35.9%の大幅な下落を示した。サーバー市場全体における UNIX サーバーの売上占有率は、12.6%にまで低下している。

世界 No.1 のサーバーベンダーは?

Gartner によれば、売上高から見た世界 No.1 のサーバーベンダーは、IBM。同社の第1四半期の売上は、30億2,000万ドルだった。2位は HP で、売上は29億6,000万ドル。一方、出荷台数から見た世界 No.1 のサーバーベンダーは HP。出荷台数は58万563台だった。2位は Dell で、51万6,355台だった。

IDC は、Gartner とは異なる調査手法を用いているため、ベンダー毎の売上や出荷台数は、Gartner とは若干異なった結果になっている。

IDC によれば、売上高から見た世界 No.1 のサーバーベンダーは HP で、売上は29億5,000万ドルだった。2位は IBM で、売上は27億9,000万ドル。3位は Dell となっている。4位以下では、富士通、Oracle、Cisco がデッドヒートを繰り広げている。