米国 IDC は、2013年第1四半期に全世界のスマートフォンの出荷台数が従来型携帯電話(フィーチャーフォン)を初めて上回ったと発表した。モバイル端末の用途が電話とメッセージ送信だけではなく、パソコンの機能を求めているからだと分析した。

2013年第1四半期のスマートフォンの出荷台数は2億1,620万台で、モバイル端末全体の出荷台数の51.6%を占めた。前期より出荷台数は5.1%減ったが、モバイル端末の出荷総台数の減少もあり、フィーチャーフォンを逆転した。

また、スマートフォンベンダー業界で中国企業の台頭が著しいとした。1年前には主流だった Nokia や BlackBerry(前 Research In Motion)、HTC が転換の局面にあるなか、HuaweiZTECoolpad、Lenovo が Android 端末で新たなユーザーを獲得した。

Huawei は、フィーチャーフォン依存から脱却し、スマートフォン「Ascend」で、幅広い製品により複数の顧客セグメントへ対応。前年同期に比べて、アジア/太平洋以外の地域で製品出荷台数を約2倍に伸ばした。

ZTE は昨年培ったアジア/太平洋、北米地域での勢力を維持した。スマートフォンの収益を30%増やすことを目標に、北米と欧州に注力する計画。収益競争が激化している中国では、高価格帯製品を強調する。また、ZTE は Firefox OS のスマートフォンを他社に先駆けて今年中に出すと見られている。