アイ・エム・ジェイ(IMJ)は、携帯電話に関する利用実態調査を実施した。それによると、価格面での理由が携帯電話からスマートフォンの買い替えの高い障壁となっていることがわかった。

今回の調査では、携帯電話を継続して利用する人の利用実態の把握を目的として、予備調査で得た携帯電話利用意向の回答に沿って、携帯電話ユーザーを、「携帯電話継続層」、「携帯電話卒業層(スマホ予備軍)」の2つに分類し、その動向を分析した。

携帯電話継続層に対して、スマートフォンへ買い替えない理由を尋ねたところ、「月々の支払総額が上がる(かもしれない)のが嫌」と回答する人の割合が60.4%で最も高く、次いで「パソコンで十分」と回答する人の割合が57.3%だった。また、携帯電話を使っていて満足している点も「月々の支払総額が安い」と回答する人の割合が52.3%と、価格面から現在の携帯電話で十分満足している様子が伺えた。

携帯からスマホへの買い替えを渋るユーザー、障壁は「月々の支払い」
携帯電話からスマートフォンに買い替えない理由
 
携帯電話に満足している理由
携帯電話に満足している理由

携帯電話継続層と卒業層では月額支払総額とパケット定額の契約率に大きな差があるようだ。それぞれのパケット定額サービスを契約している割合は、携帯電話継続層が57.7%、携帯電話卒業層は70.2%で、携帯電話継続層の約半数はパケット定額サービスを契約しておらず、携帯電話を使ってのインターネット接続は積極的に行っていないようだ。

パケット定額サービスの契約の有無
パケット定額サービスの契約の有無

携帯電話の月額支払料金総額は、携帯電話継続層では64.5%が4,000円以下、携帯電話卒業層は47.9%が4,000円以下で、どちらの層でも最も多い価格帯は2,000〜4,000円だった。また、直近1年間で携帯電話を使ってインターネットショッピングやデジタルコンテンツに支払った金額を尋ねたところ、携帯電話継続層では8割が1年間で0円と、ガラケーを使った購買行動もほとんど行っていないようだ。

月額支払い総額
月額支払い総額

調査期間は3月26日から3月28日、有効回答数は1,559。