ユニリーバが展開するヘアケア・ボディケアブランドの「Dove(ダヴ)」が制作した、“自分の本当の美しさを気づかせる”という内容の実験動画『Dove Real Beauty Sketches(ダヴ リアルビューティー スケッチ)』が、YouTube で4月14日の配信開始以来1,500万回以上再生(4月22日AM現在)され、世界的な大反響となっているという。この反響を受けて、4月20日には日本語字幕版の動画配信も開始され、3日間で60万回以上再生されているのだそうだ。

自分の見た目と他人の見た目で大きく印象が異なる
自分の見た目と他人の見た目で大きく印象が異なる

この動画は、ユニリーバが行った「ダヴ リアルビューティー スケッチ実験」の模様を収めたもの。この実験は、「自分は美しい」と思う女性の割合が世界中でわずか4%、「自分の見た目に一番厳しいのは自分である」という自覚を持つ女性が世界で54%にのぼるという状況を踏まえ、「全ての女性が自分の美しさに気づき、自信に満ち溢れ、自分が美しいかどうかと悩まない世界であるべきだ」という同社の考えのもと行ったもの。

具体的には、FBI でトレーニングを受けた Forensic Artist(犯罪捜査で犯人の似顔絵や現場スケッチなどを担当する画家)の Gil Zamora さんが、被験者の姿が一切見えない状態で被験者自身が語る自分の顔の特徴を元に被験者の顔をスケッチ。また一方で、実験前に初めて被験者の顔を見た別の第三者が被験者の顔の特徴を語り、Gil Zamora さんがその特徴を元に被験者の顔をスケッチ。描きあげられた2枚の肖像画を比較するというもの。

肖像画のプロが聞いた印象だけを頼りに2枚の肖像画を描き上げる
肖像画のプロが聞いた印象だけを頼りに2枚の肖像画を描き上げる

被験者自身が肖像画を比較した結果、すべての被験者が「自分の目に映る自分の顔」より「他人の目に映る自分の顔」の方が圧倒的に美しいことを認めたという。被験者は、自分の美しさを過小評価しており、本来より醜く自分の顔を表現し、Gil Zamora さんに伝えていたということになる。

『ダヴ リアルビューティー スケッチ』(日本語字幕版)

公開された動画では、被験者たちは「自分のおでこはとても大きい」や「私の顔の一番の特徴は、太った丸い顔です」など、自分に対してとてもネガティブな表現をしていることが分かる。第三者の説明で描写された肖像画と見比べた被験者全員が、自分の魅力に気付いたかのように自信を持った表情をしているのが印象的だ。

ユニリーバは、今回の実験の趣旨について、「ダヴは、美しさが悩みの種ではなく、その人の自信の源となるような世界を築くことをブランドのミッションとして考えている。すべての女性は自分が思っている以上に美しいということに気づいて欲しい、そのためにこの実験を行った。実験に参加した被験者の方々だけでなく、この衝撃的な瞬間を映像に収め、展開をしていくことで、一人でも多くの女性に、自分の美しさに気づいて欲しいと考えている」とコメントしている。

■『ダヴ リアルビューティー スケッチ』(日本語字幕版)
http://www.youtube.com/watch?v=E8-XKIY5gRo