Ubuntu はサーバーおよびデスクトップ向けの OS としてスタートし、その後テレビやスマートフォン、そしてタブレットへとその利用範囲を拡大してきた。そして4月1日、ついにその利用範囲は「洗濯機」にまで及ぶこととなった。

Canonical は4月1日、洗濯機向け OS「Ubuntu for WM(Washing Machines)」を発表した。通常の洗濯機に加え、ドラム式の洗濯機にも対応している。米ブログメディア Tech Source が伝えている。

Tech Source によれば、Ubuntu for WM は衣服の洗濯方法を根本的に変えてしまう OS だという。これまでのシングルタスク OS を利用した洗濯機とは異なり、「マルチタスク」に対応している。これにより、Ubuntu for WM を搭載した洗濯機を利用するユーザーは、洗濯をしながら Skype で友だちと会話をしつつ、E メールをチェックすることができる。デスクトップに Ubuntu for WM をインストールすれば、複数のロケーションに設置された洗濯機すべての洗濯状況を、部屋にいながらモニタリングすることも可能だ。

Ubuntu for WM を発表した Shuttleworth 氏は、声明の中で次のように述べている。

「Ubuntu for WM は、スマートフォン、テレビ、PC 体験を提供する Ubuntu とまったく同じコードを持つもの。Ubuntu for WM は、単に洗濯機に搭載できるだけではなく、あらゆるタイプの洗濯機において最高の洗濯体験を提供できる画期的なプラットフォームだ」

だが、Ubuntu for WM が、Amazon 検索を搭載していることに嫌悪感を示すものもいる。Richard M. Stallman 氏は、Canonical によるこの決定に批判的だ。同氏は次のように語っている。

「Ubuntu for WM は、利用者のプライバシーを危険に曝すものだ。利用者がいま何を洗濯しているのか、Amazon.com に筒抜けになってしまう可能性がある。私はこれまでも洗濯機を所有しないできた。そして今日、洗濯機を購入しない理由がまた一つ増えた」

Canonical は、利用者は Amazon 検索を任意で「利用しない」に設定できると述べている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。エイプリルフールであってもオープンソースネタを拾うことしか考えてないその頑なな態度には、japan.internet.com 編集部もどん引きしている。

※このニュースは、Tech Source がエイプリルフールに公開したジョークを、米国 InternetNews.com の Sean Michael Kerner が紹介しているものです。