本日4月1日は新年度の始まりだ。米国 Google は日本の年度切り替えと関係ないはずだが、何故か本日、大量の新サービス/製品を一気に投入してきた。非常に興味深いものばかりなので本当は一つ一つじっくり検証していきたいのだが、付き合いきれないのでざっと紹介するにとどめよう。

まずは、Google 日本語入力チームが開発した究極の入力技術「Google 日本語入力パタパタ バージョン」。

【エイプリルフール】Google が何故か新サービスラッシュ!究極の日本語入力、Google マップ「宝探しモード」などなど
Google 日本語入力パタパタ バージョン
左:正面
右:側面(作動中)

これまで、同社は漢字の1ストローク入力が可能な「ドラムセット バージョン」(キー配列が斬新過ぎて利用者が増えず)や、キー数わずか1個の「モールス バージョン」(モールス符号を覚えきれないという障壁が存在)といった日本語入力技術をリリースしてきたが、これらの反省を活かしてパタパタ バージョンを開発したもの。

受け入れらなかった過去の日本語入力技術
受け入れらなかった過去の日本語入力技術
左:ドラムセット バージョン
右:モールス バージョン

パタパタ バージョンのキーは1個でモールス バージョンと同じだが、特別なコードを覚えることなく入力が行える。しかも、電子ペーパーと同様の反射光を利用する表示デバイス「フラップ式ディスプレイ」を採用しており、目に優しい。すでに製品化が決まっていて、価格設定を協議中だそうだ。

パタパタ バージョンの紹介ビデオ

パタパタ バージョンの画面例
パタパタ バージョンの画面例
上:入力中
下:変換中

また同社は、拡張現実(AR)技術対応のウェラブル デバイス「Google Glass」と見まがう、パタパタ バージョンの上級者モデル開発にも取り組んでいる。

パタパタ バージョン「Google Glass」風の試作品
パタパタ バージョン「Google Glass」風の試作品

次は地図サービス「Google マップ」に新規追加された「宝探しモード」だ。これは、インド洋で海中ストリートビュー画像の撮影を行っている際に見つけた「315年前に作られたキャプテン キッドの地図」を「ナノスキャナー技術」でデジタル化したものである。

Google マップで宝探しモードが利用可能に
Google マップで宝探しモードが利用可能に
上:通常モード
下:宝探しモード

Google マップのチームによると、この地図には宝の在りかが記されているそうだが、複雑な暗号化が施されていて場所がはっきりしないという。そこで Google は、Google マップの右上に表示されている 「宝探し」ボタンをクリックして同モードに切り替え、解読に協力してほしいとしている。

宝探しモードの紹介ビデオ

残る2つは、まとめて一気に紹介する。

1つ目は、Google が「Gmail」プロジェクトのスタート当初から温めていたコンセプトを実現させた「Gmail Blue」。開発に6年の歳月をかけ、やっとリリースできたそうだ。その過程で「Orange」「Brown」「Yellow」などの色も試したが、21世紀の Gmail にふさわしい色として Blue を採用した。

Gmail Blue
Gmail Blue

なお、米国 Microsoft が開発中の次期 Windows の「Blue」(関連記事1関連記事2)と一致したのは、ただの偶然だろう。

Gmail Blue の紹介ビデオ

最後は、まったく新しい検索サービス「Google Nose」。香り/匂いを検索したり、検索結果を共有したりできるのだ。

Google Nose
Google Nose

入力は調べたい匂いに端末をかざすだけで行える。もちろん、「濡れた犬」といったキーワードで検索することも可能。検索データベースには、「Street Sense」車で集めた匂い情報がインデックス化してある。

さらに、どういった技術で実現しているのか全く分からないが、パソコンやスマートフォンから検索結果の匂いをかぐこともできるそうだ。検索結果から不適切な匂いを除外する「セーフサーチ」機能も備えている。

Google Nose の利用例
Google Nose の利用例

ただし、現時点で Google Nose はベータ版サービスなので、使用は自己責任でお願いする。

Google Nose の紹介ビデオ

※4月1日はエイプリルフール。このニュースは Google がエイプリルフールに公開したジョークを記事にまとめたものです。