コンサルティング会社 Vivaldi Partners は、企業による SNS 活用状況に関する調査「Social Currency 2012」を発表。SNS を最も有効に活用しているのはサンドイッチショップの Subway であることを明らかにした。米メディア Forbes が伝えている。

Vivaldi Partners は企業の Facebook ページのファン数や Twitter のフォロワー数などから、企業による SNS の有効活用レベルを計測する「ソーシャルカレンシー」という尺度を設定。このスコアによって、SNS を効果的に利用している企業のランク付けを行った。

今回、Vivaldi Partner が発表したランキング上位10社と、そのソーシャルカレンシースコアは次の通りだった。

1位 SUBWAY(サブウェイ)、712点
2位 Google、709点
3位 Target、688点
4位 Heineken(ハイネケン)、665点
5位 Verizon、661点
5位 Dunkin’Donuts(ダンキンドーナツ)、661点
7位 Home Depot 、652点
8位 Amazon、649点
9位 Microsoft、647点
10位 Wal-Mart、646点

ランキング1位に選ばれたのは、100か国で3万8,000店舗を展開しているサンドイッチショップの「Subway」。2,100万の Facebook ページのファンと、100万の Twitter のフォロワーを保持している。Vivaldi Partner は、Subway はフォロワー数が多いだけではなく、SNS の活用方法が非常に巧みで、フォロワーに対して広告とは意識させない手法を用いて商品のプロモーションを展開していると述べている。

Vivaldi Partners の創業者であり CEO である Erich Joachimsthaler 氏は Forbes に対し、ソーシャルカレンシースコアの高い企業ほど、Subway のように SNS を 有効に活用していると述べている。SNS を通じて企業のファンとなった顧客は、その企業の情報を SNS で入手し、情報を友だちと共有し、自発的に企業のブランドイメージ向上や販促に協力してくれる。この構造を活かして、商品の販売につなげられる企業が、ソーシャルカレンシースコアの高い企業なのだという。

「ソーシャルカレンシーとは、単に SNS や Facebook の『いいね!』の活用度合を測定するだけのものではない。企業のビジネスモデルや、市場への製品提供の方法を変えてしまうものだ」