PwC マクロ経済担当チームが発表した調査レポート「2050年の世界」(World in 2050)最新版によると、2050年までに、中国、米国、インドが3大経済大国になるそうだ。

レポートでは、新興国経済が、今後40年間にわたってG7よりもはるかに速いペースで成長する、と結論している。2012年から2050年までの購買力平価(PPP)に基づく GDP 平均成長率ではナイジェリアが首位に立ち、ベトナム、インド、インドネシア、マレーシア、中国、サウジアラビア、南アフリカがそれに続く。

しかし、成長している新興国も、成長を持続するには大きな課題に直面している、と同レポートは報告している。

2050年になっても、1人当たりの平均所得は先進国には及ばない。現在の所得格差が開きすぎているため、2050年までにそれを埋めることはできない、というのだ。

PwC が初めて発表した2006年版の「2050年の世界」では、調査対象国は G7(フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国、カナダ)とスペイン、オーストラリア、韓国、および E7(ブラジル、ロシア、インド、中国、インドネシア、メキシコ、トルコ)の17か国だった。

今回の「2050年の世界− BRICs を超えて:その展望・課題・機会」と題する2013年版では、さらに調査の範囲を広げ、ベトナム、ナイジェリア、南アフリカ、マレーシア、ポーランド、サウジアラビア、アルゼンチンを追加している。

PwC の「2050年の世界」、3大経済大国は中国、米国、インド
購買力平価に基づく GDP 平均実質成長率の内訳(2011年〜2050年)
(出典:PwC)