ヤフーは、同社の持つデータ「Yahoo!ビッグデータ」を用いてインフルエンザと Yahoo! 検索との関連性について分析し、その結果を公表した。1月14日から1月20日までの間に報告されたインフルエンザ患者数は140万人で、1週前の2倍にまで拡大している。また、Yahoo! 検索で観測されたインフルエンザ関連の SNS 投稿数も、1月16日前後から急激に増加している。このことから、インフルエンザ報告数と関連ワード検索数との間には高い関連性があるとしている。

“インフルエンザ”の患者数と検索数に高い関連性、「Yahoo!ビッグデータ」による分析
インフルエンザに関連する Yahoo!検索での SNS 投稿数集計推移

特に強い関連性が見られたのが、「都道府県別のインフルエンザ定点当たり報告数推移」と「都道府県別の検索割合スコア(全検索に対して、あるキーワード検索がめる割合)」という2つのデータ。このデータから、インフルエンザ患者数と“インフルエンザ”検索数は、都道府県別に見ても非常に強い関連性があることが分かる。

全都道府県の“インフルエンザ”検索割合スコアと厚労省の報告数推移の比較
全都道府県の“インフルエンザ”検索割合スコアと厚労省の報告数推移の比較

次に、“インフルエンザ”検索数推移を1日単位で分析した。その結果、2013年1月24日の“インフルエンザ”検索数が、2009年の豚インフルエンザ流行時を除き、2008年以降最大の検索数を記録した。このことから、2013年のインフルエンザ流行状況は、例年と比べても高い度合いにあることが見て取れる。

“インフルエンザ”と“インフルエンザ 症状”の検索数推移
“インフルエンザ”と“インフルエンザ 症状”の検索数推移

最後に、「インフルエンザ定点あたり報告数」を12月31日〜1月6日と1月14日〜1月20日の期間で比較したところ、その数値は5.8倍にまで増加していた。また、“インフルエンザ”検索数も4.5倍に増えていることから、今後もインフルエンザが拡大する恐れがあるとしている。

“インフルエンザ”の検索数推移と厚生労働省の報告数推移の比較
“インフルエンザ”の検索数推移と厚生労働省の報告数推移の比較

Yahoo! 検索スタッフブログでは、Yahoo! 検索を用いた都道府県別のインフルエンザ流行予測などをより詳しく解説している。