米国 Strategy Analytics は、世界スマートフォン市場に関する調査の結果を発表した。これによると、2012年におけるスマートフォンの出荷台数は7億台を超え、前年比42%増だった。また、2011年第4四半期と2012年第4四半期の出荷台数は、1億5,700万台だったものが2億1,700万台に増加した

世界スマホ市場の勝ち組は Samsung と Apple、Nokia には暗雲
2011年、2012年の第4四半期と通年売上高比較
 
スマートフォン市場の中で、韓国 Samsung Electronics はトップを走っている。2012年の出荷台数は、2億1,300万台で30%のマーケットシェアを獲得。この出荷台数は単年での出荷台数での最高記録となっている。Sumsung は、市場や法廷で厳しい競争が続けているが、「Galaxy Note 2」や「Galaxy Y」など多数の機種をリリースしている。対して、米国 Apple は、出荷台数1億3,580万台で年間成長率は46%となっている。市場シェアは2011年と同水準の19%となっている。北米市場など先進諸国市場では好調であったが、アフリカなどの新興市場での不調と相殺されてしまった。

2011年、2012年の第4四半期と通年マーケットシェア比較
2011年、2012年の第4四半期と通年マーケットシェア比較
 
Samsung と Apple は、2012年におけるスマートフォン市場のシェアの半分を2社で獲得している。両社は、広範囲のマーケティングや流通経路、そして魅力的な製品ポートフォリオで、スマートフォン市場での存在感をより確かなものとしている。一方で、Samsung と Apple の成長は、フィンランド Nokia を脅かせ続けている。Nokia は、市場第3位のポジションを保っているが、シェアは16%から5%に急激に低下。Nokia の Windows Phone  製品ポートフォリオは、「Lumia 920」のような新モデルの登場で改善は見られる。しかし、Apple の「iPhone」や Samsung の「S3」に対抗できるような真の救世主は、依然として現れていない。