米国 comScore は、2012年の感謝祭時期におけるオンライン支出についての調査結果を公表した。感謝祭(今年は11月22日)のオンライン支出(旅行関連を除く)は6億3,300万ドルで、前年の感謝祭と比べ32%増加した。感謝祭翌日に当たるブラックフライデー(今年は23日)のオンライン支出は10億4,200万ドルで、前年比26%増であった。ちなみにブラックフライデーは、感謝祭の翌日から小売業者が黒字化することから名前が付けられたという。

「多くのメディアによって、ブラックフライデーにおける実店舗での重要性ばかりが報道されているが、実店舗での混雑を嫌う消費者にとっては EC サイトがより有用なショッピングチャネルとなってきている」と comScore 会長の Gian Fulgoni 氏は指摘している。今年のブラックフライデーにおける小売店舗の売上高は1.8%減少したという報道もある。

ブラックフライデーに、EC サイト(オークションサイトを除く)を訪れた消費者は前年比18%増の5,730万人であった。最もアクセス数が多かった EC サイトは「Amazon」で、以下「Walmart」「Best Buy」「Target」「Apple」と続く。Amazon は、アクセス数の前年比伸び率も上位5社中最も大きかった。

なお、11月3日から25日までのホリデーシーズンのオンライン売上高で、最も成長している製品カテゴリーは、タブレットや電子書籍リーダーなどの「デジタルコンテンツ&サブスクリプション」で前年比29%増であった。以下、「おもちゃ」(前年比27%増)、「一般消費財」(同23%増)と続いている。