総合人材情報サービスのアイデムは10月4日、アルバイト・パートでの希望職種や実際の時給、希望時給、消費税増税についてどのように思うかなどを調べてまとめた2012年版「アルバイト・パートの働き方に関する実態調査」の結果を公表した。

同調査は、全国の16歳〜24歳までの男女を対象に実施。計1,074名(男性:543名、女性:531名)から有効回答を得た。調査方法はインターネットによる。調査期間は2012年8月30日から9月4日まで。

まず、アルバイト・パートで仕事をするとしたら、どのような仕事をしてみたいか聞いたところ、「オフィスワーク・事務」が30.9%と最も多く、続いて「アミューズメント・イベント」が20.9%、「販売」が19.0%となった。2011年の調査では「接客・サービス」が34.8%、「オフィスワーク・事務」が31.0%、「ホール・キッチン」が31.0%だった。

アルバイト・パートで仕事をするとしたら、どのような仕事をしてみたいですか?
アルバイト・パートで仕事をするとしたら、どのような仕事をしてみたいですか?

次に、調査対象者のうちアルバイト・パート経験者800名に、どのくらいの時給で働いている(働いていた)のか質問したところ、最も多かったのは「800〜900円未満」で34.3%だった。続いて「900〜1000円未満」で20.0%、「700〜800円未満」で19.3%となり、「1000円未満」は73.6%にのぼった。2011年調査では、「800〜900円未満」で36.0%、「900〜1000円未満」で19.5%、「700〜800円未満」で18.1%であり、時給面で大きな変化は見られなかった。

どのくらいの時給で働いている(働いていた)のですか?
どのくらいの時給で働いている(働いていた)のですか?

また、調査対象者全員(1,074名)にアルバイト・パートで最低いくらくらい欲しいかという希望時給について尋ねると、1位「800〜900円未満」(32.6%)、2位「900〜1000円未満」(27.2%)、3位「1000〜1100円未満」(15.7%)となった。2011年調査でも、1位「800〜900円未満」(33.9%)、2位「900〜1000円未満」(30.2%)、3位「1000〜1100円未満」(14.9%)であり、大きな変化は見られなかった。

最後に、調査対象者全員(1,074名)に、2014年4月から予定されている消費税増税についてどのように思うか聞いたところ、半数近くの47.5%が「反対」と回答した。理由については、「生活がつらくなる」(17歳:女性)といった生活に直結する理由や、「その前に政治家の給料を下げるべき」(18歳:女性)といった政治に対しての不満が挙がった。さらに「購買意欲が下がり、不景気になる」(19歳:女性)、「デフレが深刻化すると思われるから」(21歳:男性)など景気や経済を心配する声もあった。

一方で「賛成」という声は14.2%だった。その理由は、「日本のために使ってくれるなら仕方ない」(17歳:女性)など、現在の状況で反対は難しいといった意見が挙がった。また、「どう思おうが、自分には関係ない」(18歳:男性)、「興味がない」(17歳:男性)といった無関心や、「賛成・反対するだけの知識がない」(18歳:女性)、「決まったことに従いたい」(21歳:女性)といった「どちらともいえない」という回答は38.4%となった。

消費税増税に「反対」が約半数、「どちらともいえない」が約3割―若年層「アルバイト・パート」の実態調査
2014年4月から予定されている消費税増税について、どのように思いますか?