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冷房が苦手な「冷房弱者」は5割以上―夏場のエアコン利用と健康管理に関する意識調査(前編)

japan.internet.com 編集部
2012年7月10日 / 13:00
 
ダイキン工業とアイシェアは、エアコンを所有する全国の20代から70代の男女720名に実施した「夏場のエアコン利用と健康管理に関する調査」の結果を発表した。調査によると、冷房が苦手な「冷房弱者」が、冷房をコントロールできない環境において、様々な対策や健康管理の方法をどのように行っているのかが浮き彫りになった。

● 冷房が苦手な「冷房弱者」は54.9%と半数以上

調査結果によると、夏場の冷房が苦手かとの問いに「とても苦手」と回答したのは12.5%で、「少し苦手」の42.4%と合わせると54.9%と、半数以上が冷房を苦手とする「冷房弱者」であることがわかったという。さらに「冷房弱者」を男女別にみると、女性では64.7%にのぼり、男性でも44.8%と半数近くが苦手意識を持っているそうだ。

夏場のエアコンによる冷房は苦手ですか?(n=720)
夏場のエアコンによる冷房は苦手ですか?(n=720)

● 冷房による寒さへの防衛策に男女差


冷房の温度調整が出来ない環境下で寒さを我慢しなければならない場合の「冷房弱者」の防衛策については、「厚着・羽織ものをする(60.3%)」が1位だという。以降「冷気が届きにくい場所に移動する(50.4%)」「温かい飲食物を摂る(29.6%)」「暖かい場所との出入りを頻繁にする(14.4%)」と続いている。1位の「厚着・羽織ものをする」を男女別でみると、女性が75.7%、男性が37.5%と女性が圧倒的に多い。一方、3位の「暖かい場所との出入りを頻繁にする」では、女性が9.8%であるのに対し、男性では21.3%と高い点が特徴的で、男女別の冷房対策に違いがみえる。

さらに、このような温度差のある場所を「頻繁に出入りすることがある人」は具体的にどのくらいいるのか全員に聞いたところ、「よくある(29.9%)」「たまにある(61.4%)」の合計91.3%もの人が「ある」と回答したという。

また、一般的には男性の方が女性よりもエアコンの温度を下げるイメージがあるが、“同居者がいる人”に自宅で冷房が寒くても同居者に合わせて温度を上げずに我慢するかを聞いた設問では、「必ず我慢する(6.1%)」「我慢することがある(56.6%)」の合計62.7%が“我慢する”と回答。男女別では女性が60.1%、男性が65.4%と、意外にも男性の方が多い結果となっている。

自宅で同居者に合わせて冷房の寒さを“我慢する”男性では、「自分は暑さに強い方だが妻が暑がりのために冷えすぎて夏風邪をひいた。(50代男性)」などのエピソードもあり、家族への思いやりが“我慢”に繋がっているように見受けられる。互いを気遣うばかり、寒さを我慢していることもあり、我慢の解消策は“家族の対話”にあるのかもしれない。

● 自分に合った冷房との接し方、使い方を身につけていくことが必要


今回の調査結果を解析した、横浜国立大学大学院教育学研究科教授で医学博士の田中英登氏によると、暑い場所とそうでない場所を頻繁に出入りするという対処法は、より体調を崩しやすくするため、できる限り避ける方がいいという。特に「温度5℃差」以上の場所の出入りを繰り返すと、自律神経失調症(冷房病)をおこし、めまいや立ちくらみなど様々な体調不良を引き起こすほか、屋内と屋外の温度差が大きい場合には、頭痛や倦怠感など自律神経系の障害もおこしやすいそうだ。

また、男女の代謝機能には違いがあるそうで、男性は熱を逃がしても熱をたくさん作れるが、女性は熱を作る能力が低く、熱を逃がさないよう体温調整をするという。そのため、男女によって2℃くらいの快適温度の違いが出て(男性>女性)、体の機能的な面からも女性の方が、冷房が苦手な、いわば「冷房弱者」といえるそうだ。

今後、節電の影響から冷え過ぎた公共の場は少なくなると予想した上で、田中氏は「オフィスや自宅など、自分たちでコントロールすることで冷やし過ぎる可能性がある。男性では、自宅での冷房による体調不良が多く、その原因は就寝時などの冷房の使い方にあると考えられる。性別や体調、過去の経験などにより個人差もあるため、自分に合った冷房との接し方、使い方を身につけていくことが必要だ」とコメントしている。
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