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傾向値で見るスマートフォンの普及(4)

株式会社ネットマーケティング
2012年5月30日 / 10:00
 
 
 
携帯電話会社大手から2012年夏の新製品ラインナップが発表されている。当コラムの執筆時点では KDDI と NTT ドコモから発表済だが、両社とも新機種に占めるスマートフォンの割合が高い。過半数がスマートフォンだ。スマートフォン市場が一段と加速すると予想される。

今回は、前回に引き続き直近3ヶ月間(2012年2月〜2012年4月)でスマートフォンからのコンバージョンがどの程度発生しているか算出した。業種やコンバージョン数のボリュームは千差万別だが、傾向値としてご覧頂きたい。前回と同様、資料請求や会員登録や店舗への来店など、いわゆる獲得系のアフィリエイトプロモーションを中心に数値集計した。アプリインストールのプロモーションは除外している。

まずは、PC とスマートフォンのコンバージョンの割合だ。

図1:PC とスマートフォンのコンバージョンの割合
図1:PC とスマートフォンのコンバージョンの割合
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スマートフォンからのコンバージョンの割合が、2012年1月の18.5%から2012年2月には22.0%と3.5ポイント増加した。そして、2012年3・4月と着実に成長している。近く3割を超えるのはほぼ間違いないだろう。

続いて、アフィリエイトプロモーション分析のセオリーにのっとって、非インセンティブ媒体とインセンティブ媒体(いわゆる“ポイント媒体”)を分類する。

図2:図1を非インセンティブ媒体とインセンティブ媒体で分類
図2:図1を非インセンティブ媒体とインセンティブ媒体で分類
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「スマートフォン_非インセンティブ媒体」が前回から引き続き伸長している。「スマートフォン_非インセンティブ媒体」は2012年1月では14.7%だったが、2012年2月には3.1ポイント増加し17.8%へと推移した。その後、2012年4月には20.5%と全体の2割のシェアを占めるようになった。他方、「スマートフォン_インセンティブ媒体」は2012年1月の3.8%からさほど変化が見られない。

前回、当コラムで、“スマートフォンから遷移した際に、ランディングページがスマートフォン向けに最適化されているかどうかで CVR(コンバージョンレート)は大きく変わる”という話をした。もしも、ランディングページがスマートフォン向けに最適化されていなければ、前述の2割のユーザーはコンバージョンに至らず離脱してしまうことになる。対策を講じる必要があるだろう。

最後に、iPhone(iOS)と Android のシェアを比較する。

図3:iPhone(iOS)と Android のシェア比較
図3:iPhone(iOS)と Android のシェア比較
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2012年1月まではほぼ1:1の割合であったが、直近では変化が見られる。市場に連動しているのか、それともアフィリエイト広告特有の結果なのか計り知れないが、今後の動きに注目したい。

以上、前回に引き続き、直近3ヶ月間(2012年2月〜2012年4月)のスマートフォンからのコンバージョンの推移を紹介した。自社のアクセス分析と比較していかがだろうか?当数値は、幾つかのアフィリエイトプロモーションから抜粋したものであり、あくまでも傾向値として捉えて頂きたい。

(執筆:株式会社ネットマーケティング 澤野 誠)

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