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Gartner、95%の組織が SaaS サービスへの支出を維持または増加

Stuart J. Johnston
2011年10月6日 / 18:10
 
 
米国調査会社 Gartner の最新の調査によれば、調査対象となった組織の95%以上はソフトウエアアズアサービス(SaaS)への支出を今後増やすか、維持していく計画であることがわかった。

調査は9か国にわたり、6月から7月にかけて12の産業の525の組織を対象に実施された。

同調査により、SaaS を採用する理由として、業務用アプリケーションの置き換えと SaaS ソリューションの新規採用の2つが多く上げられていることが分かった。

この件について、Gartner のリサーチディレクターである Sharon Mertz 氏は次のように解説している。

「この結果は、前回の調査時から状況が変化していることを示している。前回調査では、回答者の多くは、SaaS の使用は既存の業務用アプリケーションを拡張/補完するものだと回答していた」

一方、回答者のほとんどが SaaS の使用状況と評価を行うガバナンスのプロセス開発に関しては、前回の調査から「ほとんど進捗がない」と回答していることも分かった。

「ガバナンスの重要性は、企業でのアウトソース戦略におけるSaaS が占める比重が増していくにつれ、さらに増大していくだろう」

前回の調査と比較することでわかった重要な傾向は、SaaS 導入の決定プロセスに組織の経営幹部が関わるようになっていることだ。これは、2008年と2010年の調査比較をしたときにすでに兆候が表れていた。今後、SaaS 導入における意思決定プロセスは、IT 部門だけでなく経営幹部を含めて行われるケースがさらに増えていくだろう。

また調査からは、以前は SaaS に興味を示していなかった産業が採用を始めているという傾向も浮き彫りになった。

情報通信(52%)、公共事業(51%)、銀行証券(49%)が、SaaS 採用に向けて新たに動きを見せている産業である。

2012年以降の予測では、若干異なる傾向も見えてくる。

「2012年に SaaS の採用を計画している組織の産業別ランキングでは、連邦政府(33%)、銀行証券業(22%)、卸売業(20%)が上位にランクされている。2012年以降に目を向けると、製造業(37%)、天然資源関連(37%)、卸売業(29%)が上位に並ぶ」

Gartner による同調査のタイトルは、「User Survey Analysis: Software as a Service, Enterprise Application and Vertical Software Markets, Worldwide, 2011」。
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