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中国家電最大手の海爾がネット家電戦略に重点

株式会社サーチナ 執筆:サーチナ・齋藤浩一
2006年9月5日 / 09:30
 
 
中国家電メーカー最大手の海爾集団(ハイアール)は8月26日、ネットワーク家電システム「U-HOME 未来の家計画」を北京市で発表した。これはハイアールも制定作業に加わった国家標準の「家庭ネットワークシステムプラットフォーム標準」に基づくネットワークシステムで、関係者は今後ネットワーク家電に力を入れていくことを明らかにした。

ハイアールE家佳聯盟の李莉・秘書長は、「この U-HOME 未来家電は家庭内のすべての電化製品を繋いだホームネットワークであり、電話、インターネット、ショートメールを通じて家電の遠隔操作ができる」としている。ハイアールではデジタル家電製品のネットワーク化を実現するために、2005年からすべての家電新製品にワイヤレスモジュールを組み込んできた。

今回採用された「家庭ネットワークシステムプラットフォーム標準」の「家庭マルチメディアネットワークに関する規則」について海爾の関係者は、これを国際標準化するために、すでに IEC(国際電気標準会議)に申請したことを明らかにした。

また、海爾集団傘下の海爾電器は、青島海爾集団控股有限公司(海爾 BVI)からドラム式洗濯機などの白物家電部門を買収すると発表した。買収額は9億香港ドルで、携帯電話部門売却額との相殺を行い、また買収資産調達のために新株発行を行う。海爾電器の28日の株価は、この発表に刺激された形で5.8%上昇した。

海爾集団内部では、事業部門の調整が進められており、2006年6月には海爾電器が携帯電話部門を4.2億香港ドルで海爾 BVI に売却している。2005年度の海爾電器の業績報告では洗濯機部門が2,238.2万香港ドルの利益を上げているが、携帯電話部門は赤字となっており、海爾電器全体としても大幅な赤字となっていた。

これまで海爾電器では、携帯電話部門と白物家電部門が事業の柱となっていたが、今後は白物家電部門1本に絞るとみられている。海爾電器の関係者は、今後は従来型洗濯機の生産だけでなく、ドラム式洗濯機や給湯器の研究開発、製造販売に重点を置きたいとしている。

今回の部門整理は、不採算部門である携帯電話部門を海爾電器から切り離すことで海爾電器を白物家電部門の上場旗艦企業とし、世界白物家電メーカーのトップ3に入る狙いがある。白物家電事業の集中化は引き続き行われるもようだ。

(執筆:サーチナ・齋藤浩一)

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