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AOL のサービス無料化の噂、一部で懐疑論も

Nicholas Carlson
2006年7月13日 / 13:00
 
 
先日来、AOL が ISP 事業から撤退し、サービスを無料提供するのではないかとの憶測が高まっている。だが一方で、今なお大きな収入源となっている事業を、親会社の Time Warner (NYSE:TWX) がそう簡単に打ち切るだろうかと、噂に懐疑的な見方も出始めている。

『Wall Street Journal』紙は11日付の記事で、AOL のサービスを他の ISP と契約しているユーザーも対象にして無料提供すれば、Time Warner の営業利益は2009年までに10億ドル近く減るとの予測を、事情に詳しい筋の話として伝えた。

当の Time Warner は11日に声明を発表し、その中で、最近の報道は非公式の打ち明け話に基づいていると思われ、間違った財務情報を含んでいると指摘した。

さらに、同社の今後の事業戦略については、8月2日の第2四半期決算発表後に行なう投資家との会合まで議論しないことも明らかにしている。

AOL が、サービス利用料中心から広告料中心へビジネスモデルの転換を検討中との噂は、先週初めて表面化した。

その際報じられた計画は、AOL のブロードバンド接続ユーザーや、他の ISP からダイヤルアップ接続を行なうユーザーから得ているサービス利用料を、無料にするというものだった。

AOL の加入者数は今年3月現在で1860万人と、2002年の2670万人から約3分の2に落ち込んでいる。

だが、同社が加入者から得ている利用料の売上は、それでも今年第1四半期の時点で約16億ドルに達している。

JupiterResearch のアナリスト David Card 氏は取材に対し、すぐに手放すには大きい金額だと述べた。

それどころか、大きすぎるほどだ。

「利益が出ているというのに、インターネット接続事業を終了する理由があるだろうか。徐々に縮小していって、利益を取れるところまで取り尽くすと考えるほうがずっと理にかなっている」と、Card 氏は述べた。

ただし、Web 広告ブームに乗って好業績をあげる Google や Yahoo! に遅れを取っていると見られるのを避けるために、AOL がそうした動きに出る可能性はあると Card 氏は見ている。
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