Marketing

マーケティング

Falk、ポップアップ遮断機能回避ツールの有効性を示す

Zachary Rodgers
2004年12月24日 / 00:00
 
 
ポップアップ広告遮断機能回避ツールを手がけるドイツの広告配信会社 Falk eSolutions AG によると、ポップアップ広告の遮断機能を回避する同社の広告配信ツールにより、本来表示制限を受けるはずの広告で、インプレッション数が50%増加したという。ただし Falk は、この回避ツールについて、ポップアップ広告そのものの減少傾向に歯止めをかけるようなものではないとしている。

Falk のポップアップ遮断機能回避ツール『Guaranteed Pop』は、表示制限を受けたポップアップ広告の内容を、フローティング広告などの異なる形式に変換することで、広告を表示させる。

「当社は、制作物を状況に応じて作り変えずに済むようにした。Guaranteed Pop を利用すれば、表示制限を受ける広告と全く同一の内容を、『閉じる』ボタン付きでレイヤー表示できる。表示内容は、元のポップアップ広告のものと全く同一だ」と、Falk North America の CEO (最高経営責任者) Joe Apprendi 氏は話す。Falk は、今年4月から同機能を提供している。

今回の調査結果は、Falk のサービスを利用する広告ネットワーク Infinite-Ads が行なったキャンペーンに基づくものだ。Infinite-Ads は、Guaranteed Pop 機能により、ポップアップ広告のインプレッション数が50%増加したと述べている。Microsoft の『Windows XP Service Pack 2』(XP SP2) には、『Internet Explorer』にポップアップ広告の遮断機能を追加するため、XP SP2 のリリース以来、ポップアップ広告のインプレッション数は急激に落ち込んでいたという。

Infinite-Ads の CTO (最高技術責任者) Chris Telford 氏は、「Falk の Guaranteed Pop を配備したら、広告のインプレッション数は増加し、Microsoft が XP SP2 をリリースする前より、むしろ多くなった」と語った。

Falk は表示制限を受けるポップアップのインプレッション数を取り戻す方法として、Guaranteed Pop を推進しているが、同ツールは配信するポップアップ広告の数を増やすわけではない。実際 Apprendi 氏は、ポップアップ遮断機能の利用が増加しているため、こうしたユーザーの不興を買っている広告形態が、どこまで衰退するのかわからないと述べる。それよりもむしろ Falk としては、インプレッション数が低下する一方だという理由で、広告掲載サイトが次々とポップアップ表示をやめざるを得ない中、Guaranteed Pop が同社のリッチメディア サービスに対する需要を喚起することを期待している。

ある調査では、2004年の統計として、ポップアップ遮断ツールの増加にもかかわらず、同広告形式はいまだに最も敬遠されているという。Falk の Apprendi 氏は、ポップアップという形式を擁護することが同社の目的ではなく、同社顧客の広告掲載サイトに対して、利用者とのコミュニケーションを図る、より多くの手段を提供することが、Guaranteed Pop の狙いだと述べた。
【関連記事】
Nomadix、ホットスポット技術で特許を取得
IAB のポップアップ広告指針、今後に不安
L.L. Bean、寄生型ポップアップ広告利用4社を提訴
ポップアップ広告の代わりになるもの
XP 用 SP2 の正式候補版、ポップアップ広告遮断が最初から有効に

New Topics

Special Ad

ウマいもの情報てんこ盛り「えん食べ」
ウマいもの情報てんこ盛り「えん食べ」 「えん食べ」は、エンジョイして食べる、エンターテイメントとして食べものを楽しむための、ニュース、コラム、レシピ、動画などを提供します。 てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites