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「Eolas の特許以前に類似技術あり」、特許商標局が予備裁定

ClickZ News Staff
2004年3月9日 / 00:00
 
 
オリジナルの HTML 仕様は Eolas Technologies が持つ Web ページプラグイン関連特許より前から存在した。米国特許商標局 (USPTO) はこのような予備裁定を下し、Eolas が Microsoft (NASDAQ:MSFT) に対して行なっている特許の主張を無効とした。マーケッタにとってひとまず不安が軽減されたことになる。

この裁定は、『Flash』その他のプラグインを使ってオンライン広告を配信しているマーケッタにとって大きな意味を持つ。もし Eolas の特許を支持する裁定が出されていたなら、Microsoft はブラウザに変更を加えなくてはならなかった。そのことは、インターネット全般にわたってリッチメディアをプログラムし直さねばならないことにつながるからだ。

今回の裁定はまた、Microsoft に出されていた5億2100万ドルという賠償命令も無効化する可能性にもつながる。今から遡ること1999年、Eolas は Microsoft に対し、同社のブラウザ『Internet Explorer』(IE) が自社の特許を侵害していると通告して提訴。2003年8月に、北イリノイ連邦地裁の陪審は、Microsoft が Eolas の特許を侵害していると認定し、Microsoft に対し賠償命令を出した経緯がある。

しかし、特許審査官 Andrew Caldwell 氏は先週、Eolas が出していた特許の主張10件すぺてを却下した。同氏の裁定は、Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) が昨年10月末に提出した再審査申請書の内容を重視。Eolas の特許取得前から類似技術 ── 1993年に公開された Tim Berners-Lee 氏らによる HTML の仕様草案を含む ── が存在することに触れている。

Microsoft は、Eolas の特許が無効と裁定されることを予想していたようだ。同社の広報担当Jim Desler 氏は、今回の裁定について「驚くべきことではない」とコメントした。

Eolas には、特許審査官の裁定および同審査官が重視した先行技術を検討するために60日の猶予期間が与えられている。再審査プロセスは、全部で1年から1年半かかる可能性がある。
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