ケーブルテレビの「デジアナ変換」サービスがこの3月までに終了する。デジタル放送推進協会と総務省が発表した。

ケーブルテレビの「デジアナ変換」で地デジを見ていたユーザーは、「デジアナ変換」サービスがこの3月までに終了するので(1月、2月、4月に終了する地域もある)、これまで使っていたアナログテレビをデジタル対応する必要がある。

この「デジアナ変換」サービスは、個人でケーブルテレビ会社と契約していなくても、地域のインフラとして導入されている場合があるので、要注意だ。

「デジアナ変換」サービスとは、デジタルの電波をアナログに変換して、アナログテレビでも地デジを見られるようにする、ケーブルテレビ会社などのサービス。「デジアナ変換」は2015年3月までの期限付きサービスだった。

テレビ画面の右上に「デジアナ」「デジアナ変換」が表示される、あるいは、表示が右上になくても、チューナーもつけていないのにアナログテレビが映っている場合は、「デジアナ変換」を使っていることになる。

「デジアナ変換」終了後もデジタル放送を見るには、ケーブルテレビ会社と契約するか、アナログテレビをデジタルテレビに買い替える、あるいは地デジチューナーを購入する必要がある。

生活保護受給世帯など、NHK 放送受信料の全額免除を受けられる世帯などは、総務省が簡易チューナーを無償給付するなどの支援を行っている。

あなたのテレビはアナログ、デジタル?―CATV「デジアナ変換」が3月で終了
CATV「デジアナ変換」が3月で終了