SUSE Linux Enterprise Server 11 がデビューした2009年以来、Linux Planet では多くの変化があった。本日(10月27日) SUSE は SUSE Linux Enterprise 12 の一般使用が可能になったこと、13年までサポートを拡張したことを発表した。

SUSE Linux Enterprise 12 リリースノートの新しいセクション第1行は、新機能についてではなく、セキュリティについて書かれている。特に最近開示された ShellShock BOURNE シェルの脆弱性についてだ。

「SUSE Linux Enterprise 12 のリリースが、GNU Bourne Again Shell(bash)の脆弱性の「shellshock」シリーズ公開に近いことを考えると、われわれは顧客に、SLE 12 GA リリースで出荷される bash 版の安定状態に関する情報を伝えたいと思う」、とリリースノートには書かれている。

他の大企業のディストロの場合と同様、SUSE Enterprise Linux 12 はより古い init スクリプトの代わりに systemd を使っていた。MySQL からの移動もあり、その代わりに MariaDB に対するサポートがデフォルトだ。

インストーラーも改善され、管理者が必要なメンテナンスを、初期インストールの一部分として更新できるようになっている。

おそらくもっとも興味深い追加は、Btrfs サポートにおける baked だ。SUSE はここ数年、さまざまな形態の Btrfs サポートを行っているが、SUSE Linux Enterprise Server 12 では完全に統合された機能だ。Btrfs で、管理者は、トラブルが発生した場合、既知の良好な状態にロールバックできる。内蔵されたスナップショット機能のおかげだ。

Btrfs は、サポートされている唯一のファイルシステムではない。Red Hat Enterprise Linux 7 でデフォルトの XFS もまた、サポートされている。SUSE はデータ用ファイルシステムとして XFS を提供するが、 Btrfs は OS 自身のための中心となるデフォルトファイルシステムだ。

Linux Containers(LXC)もサポートされているが、Docker はこの時点ではテクノロジープレビューとみなされている唯一のものだ。

「コスト競争のプレッシャーを考えると、IT 組織は現在、ビジネスニーズの変化に素早く応え、革新していかなければならない、困難な時期にある」と、SUSE の社長兼ゼネラルマネジャーの Nils Brauckmann 氏は声明の中で語っている。「SUSE Linux Enterprise 12 で、企業は、俊敏性を維持しつつ、予算を再利用、未来のオープンソースの革新に向けてテコ入れできる。現在も未来も、より効果的に競争できるよう支援する」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、LinuxPlanet および InternetNews.com の主任編集者。