1)CAINE 6

CAINE は「Computer Aided INvestigative Environment」の略語だ。Ubuntu 14.04 LTS の上に構築され、MATE デスクトップ環境が使用されている。CAINE ではフォレンジック調査ツールの提供に焦点が当てられている。CAINE が提供するツールの中で、Volatility Memory Forensics は、システムメモリを検査するプラットフォーム。オープンソースのメモリ操作用インセプションツールだ。

CAINE 6 にあるその他の面白いツールには iP Backup Analyzer 2 がある。Apple iOS バックアップデータ解析用のオープンソースツールだ。もちろん、フォレンジック調査の重要な部分であるデータ復旧も、PhotoRed データ復旧ユーティリティと一緒にある。

2) VyOS 1.10

VyOS は、先週新しいリリースが出た、もうひとつの面白い Linux ディストリビューションだ。VyOS の起源は、Vyatta Linux ネットワークディストリビューションの分岐のようだ。Vyatta は Brocade が2012年に買収したが、Vyatta ディストリビューションは Brocade にとって中心となるものではない。

1.10 には多数の改善点がある。

・Unmanaged L2TPv3
・Dummy interfaces(iOS にある複数のループバックと機能的に同じ)
・802.1ad QinQ
・ログやコマンドの出力にパターンがあると、何かを実行するイベントハンドラ―
・IGMP proxy(EdgeOS から引っ張ってきた)
・|コンフィギュレーションの出力をコマンドセットに変換する commands conf モードフィルタ
・|個人情報を貼り付けなどのコンフィギュレーションから削除する strip-private フィルタ
・PPPoE セッションを管理上無効にする機能
・リモート接続 VPN に必要な認証プロトコルを指定する機能
・明示的なコンフィギュレーションが存在しないため、OpenVPN クライアントを拒否する機能
・コンフィギュレーション可能な ARP フィルタ設定

3) 4MLinux 10.0

4MLinux はメモリとストレージのサイズで小さいことを目指す Linux ディストリビューショングループに属している。4つの M は以下の略だ。

メンテナンス(システム救助 Live CD)
マルチメディア(ビデオ用 DVD)
ミニサーバー(inetd デーモンを利用)
ミステリ(Linux ゲーム集)

新しい安定版 10.0 リリースでは、タッチスクリーンや Web カムにも新しく対応している。


Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、LinuxPlanet および InternetNews.com の主任編集者。