米国 IBM は、メインフレーム「IBM System z」の新機能を発表した。トランザクションデータにアナリティクスを統合、データ処理と同時に即実行可能な洞察が獲得できるという。メインフレームで、従来からあるデータ処理性能にビッグデータ分析機能を一体化させたのだ。

メインフレームのトランザクション処理にリアルタイム分析機能を追加することで、より高いセキュリティが実現されるとともに、Hadoop によるビッグデータ処理との連携も可能になった。

IBM System z 基盤上に分析機能を実装することで、ソーシャルメディアをリアルタイムに分析できるようになるという。

「IBM InfoSphere BigInsights for Linux on System z」では、System z 顧客に Apache Hadoop とを組み合わせた企業向け Hadoop を販売する。

「IBM DB2 Analytics Accelerator」では、複雑な検索処理の応答時間を2000倍短縮すると同時に、セキュリティを強化する。

さらに、Linux クラウド環境向けに Elastic Storage を拡張した。

今や消費者は、好きな方法で必要な時にいつでもサービスを得たい、と考えるようになった。しかし、企業の顧客サービスは古い IT システムに支えられており、消費者の期待に応えることができないのが現状だ。

一方、メインフレームシステムでは、トランザクション発生と同時に分析し、リアルタイムに洞察を導くことができる。また、トランザクションの多くはメインフレーム上で発生しており、約55%の企業向けアプリケーションは、トランザクションを完結するために、メインフレームを必要としているという。