米国 Intel と三菱電機は、次世代ファクトリーオートメーション(FA)システムの開発と、IoT(Internet of Things)技術を活用した予防保全ソリューションで新たに協業する。

両社が協業する新システムは、Intel の IoT 技術と三菱電機の「e-F@ctory」ソリューションを組み合わせ、障害予測などの機能を提供するもの。
 
三菱電機の e-F@ctory は、工場を可視化するとともに TCO(総所有コスト)を削減するソリューション。「iQ Platform」で様々な FA 機器のハードウェア/ソフトウェアを統合、 FA 機器のワンプラットフォームを実現する。また、産業用オープンネットワークである CC-Link・CC-Link IE で、生産設備や製造装置の機器間を最適に接続する。

両社は最初の取り組みとして、マレーシアにある Intel 製造施設のバックエンド工程に共同ソリューションを導入した。Intel Atom を搭載した IoT ゲートウェイであり、三菱電機の iQ Platform の構成製品である「C 言語コントローラ」を活用し、ビッグデータ分析用のサーバーにデータを安全に取り込むことができる。

このソリューションにより、不良品の仕分けミスを最小化できるため、製造装置の収益性・生産性が向上、加えて、障害予測で事前に保守管理、部品故障を低減できる。試験導入の結果、Intel では運用面でのコストや意思決定に要する期間を短縮、900万ドルのコストを削減した。
 
プロジェクトチームでは、2015 年までに共同ソリューションの商用化を目指す。両社は、2014年10月15〜17日に東京ビッグサイトで開催される「IoT ジャパン 2014」の Intel ブースで、共同ソリューションのライブデモを披露する予定。