SAP ジャパンは、予測分析ソリューション最新版「SAP InfiniteInsight(エスエーピーインフィニットインサイト)7.0」の販売を開始した。

SAP InfiniteInsight は、予測分析するための変数作成とモデル構築、分析作業を自動化し、データ分析の専門家でなくてもビッグデータを解析できるようにしたソリューション。

予測モデル構築に必要な変数を作成するためのデータ加工、予測モデルの検証までを自動化するため、データ解析にかかる時間を大幅に削減できる。

従来の予測分析では、変数の設定やモデル構築、検証などの作業を、データ分析の専門家であるデータサイエンティストが、自らの知識と経験に基づいて行う必要があったが、SAP InfiniteInsight は、現在ある手法の中で最も優れた性能の学習モデルを用いた独自のアルゴリズムにより、その作業を自動化する。

また、解析に必要な予測モデル構築では、入手できるすべての変数を活用して複数のモデルを作成、その中から最適なモデルを選択するだけでなく、機械学習によってより精度の高いモデルを作成できる。

最新版の SAP InfiniteInsight 7.0 では、従来の「SAP HANA」や「SAP Sybase IQ」、MySQL などに加え、OSS の Hadoop や「Pivotal Greenplum」を、新たにデータソースに追加した。

また、データソース内のカラムを組み合わせ、新しい説明変数を作成する機能や、目的変数が連続的な場合のエンコーディングの改善などにより、精度の高い予測モデルが構築できるようになった。

さらに、経度や緯度などの位置情報を変数として組み込むことができるようになった。位置情報の変数をもとに、予測分析の結果をタイル情報として Google Earth に重ねて表示したり、さらに KML、GML、Shapefile などの業界標準のフォーマットでエクスポートできる。