東芝燃料電池システムと山口リキッドハイドロジェン、長府工産岩谷産業は、水素のみを燃料とした高い効率性と耐久性を備えた純水素型燃料電池システムの研究開発/実証事業を8月下旬から開始する。

同事業は、山口県が今年4月に公募した「平成26年度 やまぐち産業戦略研究開発等補助金」において、「世界初 純水素型燃料電池コジェネレーションシステムの開発及び水素需要の拡大」をテーマとして採択されたもの。

同事業では、山口リキッドハイドロジェンが全体の取りまとめと実証試験を行い、東芝燃料電池システムは家庭用/業務用それぞれの純水素型燃料電池の開発、長府工産は純水素ボイラー型貯湯ユニットの開発、岩谷産業は水素バーナーの開発を担当する。

また、東芝燃料電池システムは、今年12月から商用水素ステーションを山口県周南市などに順次設置し、稼働データを収集するとともに運転方法や適用メリットを検証する。さらに、長府工産が開発する純水素ボイラー型貯湯ユニットと組み合わせることで、世界初の純水素型燃料電池コジェネレーションを実現するという。

実証期間は2017年度までの4年間で、実証で得られた成果を活用し、純水素型燃料電池システムの普及拡大を目指すそうだ。