Linus Torvalds は8月3日、2014年の4番目のメジャー Linux カーネルを、Linux 3.16 のデビューとともにリリースした。

いつものように、新しいカーネルの更新関連ドライバには不足はなく、また、面白い機能もいくつかある。たぶん、一番面白いのは、統一された制御グループの階層だろう。LWN の Jon Corbert がそれが何かについて見事な説明をした機能だ。Linux 3.16 とそれ以降には、制御用のより微細な機能と、その制御のためにユーザーがグループ化される手法がある。

チップのアーキテクチャでは、ARM がまたよくサポートを得続けている。 Linux 3.16 では、サムスンの Exynos SoC もサポートされた。

「私たちは、サムスンがマルチプラットフォームサポートを整理するまで、SoC サポートにサムスンを加えるのを控えてきた」と、Linux カーネル開発者 Olof Johansson は、Linus Torvalds あての Git プルメッセージで書いている。

「Exynos 対応のカーネルを、そのほかのプラットフォーム(Tegra、i.MX、OMAP、など)と一緒に構築できるようになって、とてもうれしい。これはまた、彼らの SoC サポートのわずかなバックログが採択され、3250 と 5410/5420/5800 チップシリーズ用の大量のクロックドライバなどを手に入ることを意味する」

サムソンの Flash-Friendly File-system (F2FS) に対するサポートは Linux 3.16 でも後押しされた。

Linux 3.16 が世に出たので、Linux 3.17 カーネル用のマージウィンドウは開かれている。

Torvalds は以下のように書いている。

「今週は特別すばらしいことは何も起きなかったが、3.16 が世に出た。

そして通常(前回のリリースは例外だった)、それは、3.17 用のマージウィンドウが明らかに開いていることを意味する。連続3回目で、私にとっては最悪のタイミングだ。来るべきマージウィンドウの第2週には私は旅行中だ。ほかの多くの開発者たちも旅行中だ。シカゴでのカーネルサミットの直前だからだ」

次のマージウィンドウはどうなることやら。しかし、あまり心配するのはよそう。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。