1. Raspberry Pi が「Model B+」に最終進化

ここ数年で Raspberry Pi 以上にアマチュアコンピュータ愛好家の心を掴んだデバイスはないだろう。Linux を搭載したこの小さなデバイスは、開発者が想像したものを実現し、それに多くの人々を巻き込むパワーを持っている。

Raspberry Pi は Linux が稼働するデバイスだが、その成功の秘密はハードウェアにあった。7月14日、そのハードウェアがアップデートされ「Raspberry Pi Model B+」となった。

Model B+ は、既存の「Model B」がベースになっており、Model B 同様 BCM2835 アプリケーションプロセッサを使用している。新しいデバイスでの目立った変更は、USB 2.0 ポートが従来の2つから4つに増設されたことだろう。電力消費は全体で1ワット近くも抑えられ、デザインもすっきりしたものとなった。従来の SD カードスロットは、microSD カードスロットで置き換えられている。

【LinuxTutorial】Raspberry Pi が「Model B+」に最終進化、CentOS 7 と RHEL 5.11 リリース
「Raspberry Pi Model B+」の USB スロット

Raspberry Pi 創業者の Eben Upton 氏は次のように述べている。

「現行の Raspberry Pi Model B を出荷開始して以降、我々は顧客が望む小さな、だが多くの改善を取り込むため、ハードウェアの改訂について話し合ってきた。今回発表したのは、『Raspberry Pi 2』ではない。そうではなく、初期型 Raspberry Pi の最終進化形だ」

2. CentOS 7 リリース

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7 のリリースからまだ1か月も経過していないなか、7月7日には CentOS 7 がリリースされた。CentOS 7 のリリーススピードは特筆ものだ。RHEL 6 が2011年11月に登場したときには、これをベースとした CentOS 6 の登場は2012年7月まで待たなければならなかった。

2. CentOS 7 リリース

CentOS 7 は、CentOS コミュニティが 2014年1月に Red Hat と提携した後、初となるリリースでもある。

3. Red Hat 5.11 リリース

RHEL 7 が一般公開となるなか、Red Hat は RHEL 5.11 ベータも公表した。

RHEL 5 が初登場したのは2007年。当初、その製品寿命は7年と設定されており、今年2014年は引退の年となるはずだった。だが2012年、Red Hat は RHEL 5 の標準サポート期限を10年に延長。2017年までのサポートとした。

3. Red Hat 5.11 リリース

7月9日、Red Hat は RHEL 5.11 をリリースした。Red Hat が公表した声明にはつぎのようにある。

「このリリースはシステム管理者に対し、セキュアで安定し、信頼できる企業アプリケーション向けプラットフォームを提供する。Red Hat Enterprise Linux 5.11 Beta は主にセキュリティと安定性の向上を目指したものではあるが、サブスクリプション管理やデバッグ機能、その他の新機能も提供している」

新機能には、新しいストレージドライバーなども含まれている。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。