米国 Amazon Web Services(AWS)は、企業向けのファイル共有サービス「Amazon Zocalo」を発表した。強力な管理制御とフィードバック機能がある。

Zocalo により、顧客は、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、Web ページ、画像、PDF、あるいはテキストファイルを、ラップトップ、iPad、Kindle Fire、Android タブレットを含むどのデバイスからも、格納、共有、フィードバックの収集ができる。

また Zocalo は、既存の企業ディレクトリとの統合が可能で、管理者は柔軟な共有ルールで、監査ログやデータが格納された場所を制御できる。

ここ数年、企業ドキュメントとコラボレーションシステムは、ユーザーのあらゆる要望に応えようと、高機能で複雑、高価なものになってしまった。その結果、不幸なことに、ファイル共有の手段に電子メールを使うしかなくなった。だが、電子メールは、送るのは簡単だが、組織だって安全に維持するのは簡単ではない。

そこで、登場したのが、Zocalo だ。Zocalo の特徴は、何といってもフィードバック機能だろう。

Amazon ファイル共有サービス Zocalo 登場
ドキュメントのフィードバック

ユーザーはファイルにコメントを付けて、他のユーザーにフィードバックとして送り、新しいバージョンをアップロードできる。その際、複数のバージョンのファイルを添付したメールを送る必要はない。

Zocalo には30日の試用期間があり、ユーザーあたり 200GB のストレージが提供される。試用期間の最大ユーザー数は50名。

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