究極の Linux ゲームマシン、Valve の「Steam Machine」は、2015年まで出荷されない。これは悲しい知らせだ。

Steam Machine とは、Linux OS を使用したゲームマシンを構築する取り組み。出荷されればゲームコンソールに革新をもたらし、Microsoft の Xbox One や ソニーの PlayStation 4 と直接競合することになるものだ。

悲報:Linux ゲームコンソール「Steam Machine」は、2014年中には出荷されない
Linux を使用したゲームコンソール「Steam Machine」
発売されれば、リビングに Linux が進出することになる

出荷が遅れる主な理由は、コントローラーにあるという。Valve はプロトタイプのワイヤレスコントローラーを様々なレベルのユーザーに配布してテストを実施してきたが、そのフィードバックは芳しいものではなかったようだ。Valve は次のように述べている。

Steam Machine 用ゲームコントローラー(プロトタイプ)
Steam Machine 用ゲームコントローラー(プロトタイプ)

「テストでは、非常に多くの有意義なフィードバックを得ることができ、コントローラーを改善しなければならないことがわかった。≪中略≫現実的に考えて、リリース時期は2014年中ではなく、2015年とするのが妥当だろう」

Valve は Steam OS を(ほぼ)オープンソースプロジェクトとして公開している。Linux ユーザーであればそれをダウンロードして、所有するハードウェアにインストールし、ゲームを楽しむことが可能だ。Steam Machine とは、このソフトウェアとそれに最適化されたハードウェアで構成されたパッケージに過ぎない。だがゲームコントローラーは、このパッケージ中でもっとも重要なコンポーネントの1つでもある。これが未完成であれば、出荷延期もやむを得ないだろう。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。