東京エレクトロン デバイス(TED)は Hadoop 製品「Pivotal HD+HAWQ」の販売を開始した。

従来製品「Pivotal Greenplum DB」のラインアップに加え、データを一元管理し、柔軟に利活用できる、新しいデータ管理プラットフォームを提供する。

「Pivotal HD+HAWQ」は、Hadoop の大量データを取り扱う機能に加え、「Pivotal Greenplum DB」に実装される SQL エンジンをベースにした Hadoop 専用 SQL エンジンである「HAWQ」を組み合わせた新しいHadoop 製品。

また、「Pivotal Greenplum DB」の Hadoop 連携機能を使い、データベースと共存し、データを柔軟に利活用できるデータ管理プラットフォームを構築できる。

TED では、今後「Pivotal HD+HAWQ」の販売とサポートに加え、必要なハードウェアやデータ活用に必要なコンポーネント(ETL、BI/マイニングツールなど)と組み合わせたパッケージの販売、テクニカルサービスなどを行う。

これまで、データ活用の対象は、基幹システムなどで管理される構造化データが中心だった。しかし最近では、ロゴ、センサーデータ、画像/音声データなどの非構造化データも活用できる、「Data Lake」と呼ばれるような、データを一元管理し、柔軟に利活用できるプラットフォームが必要になってきているそうだ。

東京エレクトロン、Data Lake プラットフォームとなる Hadoop 製品を販売
Data Lake を実現するデータプラットフォームイメージ図