ビッグデータインテグレーションの米国 Talend が、NoSQL データベース Riak 開発会社の Basho Technologies と協業することを受けて、Talend 日本法人は、Basho ジャパンとの協業を開始する。

協業の内容は、従来のリレーショナルデータベース(RDB)から、NoSQL データベースへのデータ移行にまつわる課題解決の支援。

RDB から NoSQL データベース Riak にデータを移行するには、個別の API 開発をはじめ、負荷やリスクが伴うが、Talend と Basho が協業し、Talend の統合ツールを使うことで、確実に移行できるという。

また、Riak は、センサーデータや RFID ネットワークのデータストア、ソーシャルデータのデータストアなどにも最適で、Talend のツールにより RFID や SNS からデータを収集/クレンジングして Riak にストアし、Talend のツールを介して BI ツールで分析するなど、ビッグデータを活用するための一連の仕組みを構築できるようになる。

さらに、ビッグデータ解析のために、Hadoop のようなテクノロジーとともに Riak を利用できるようになるそうだ。

Basho の Riak は分散 KVS(Key-Value Store)で、複数のサーバーにデータを分散し、それによって高い可用性を実現するように設計されている。また、Riak はマスターレス構成のため、単一障害点(SPOF:Single Point of Failure)を持たない。データやアクセスの増大にはサーバーを追加することで対応する、スケールアウト型の拡張性を備えている。

構造化/非構造化データ、アーカイブデータ、ビデオ、オーディオファイル、各種のログ、ツイートなどのソーシャルメディア情報など、企業のデータベースに蓄積されるデータ量が膨大になるにつれ、これらのビッグデータに最適なデータ処理やデータ管理方法が検討され始めている。データベースシステム(データストア)では、高速で処理できる NoSQL への注目が高まっている。