今年のエイプリルフールも、オープンソースコミュニティの動きは活発だった。

1. Facebook が Ubuntu を30億ドルで買収

オープンソース関連のニュースを紹介する Blog メディア「It's FOSS」は、Facebook が Ubuntu を30億円で買収する計画があるという記事を掲載した。

【LinuxTutorial エイプリルフール版】Facebook が Ubuntu を30億ドルで買収、OpenOffice と LibreOffice が統合され「OpenLibreOffice」に

同メディアによれば、Facebook CEO である Mark Zuckerberg 氏は、Ubuntu 買収の理由を尋ねられ次のように説明したという。

「Facebook では、常にオープンソースをサポートしている。我々はサーバーをオープンソースに切り替えたことで、昨年10億ドルのコスト削減を実現した。これを資金にして、Oculus を買収したのだ」

Facebook がオープンソースに力を入れていることは、以前からよく知られている。だが、Facebook と Ubuntu のどこに接点があるというのだろう。なぜ Ubuntu なのか?この点について、Zuckerberg 氏は次のように述べた。

「Facebook は独自のスマートフォンを市場に投入したが、みじめな失敗に終わった。一方、Mark Shuttleworth 氏は Ubuntu スマートフォン開発の資金を調達しようとして、やはり失敗している。Ubuntu は、デスクトップからモバイルデバイスまでカバーしようとしているが、Facebook も同じ野望を持っている。これらが、Facebook と Ubuntu の共通点だ」

2. OpenOffice と LibreOffice が統合され「OpenLibreOffice」に

IBM の ICS 部門に勤務する Rob Weir 氏は同氏の Blog で、OpenOffice と LibreOffice が1つになり「OpenLibreOffice」と名称変更すると発表した。

「Apache OpenOffice プロジェクトと The Document Foundation(TDF)は、両団体のリソースを統合し、次世代オープンソースオフィススイートを共同開発することで合意したと発表した。次世代オフィススイートの名称は、『OpenLibreOffice』となる」

ただし、フランスにおいては「LibreOfficeOpen」と呼ばれるという。

前 TDF ボードメンバーの Charles Schulz 氏は、LibreOffice という名称が誕生した経緯について、次のように回想した。

「フォークは、ツールバーのアイコン色でもめたことが原因だった。違ったかもしれないが、そんなところだ。本当のところ、よく覚えていない。

あれは2011年のことで、誰もが、何かに対して抗議をしていた。(OpenOffice のフォークの名称が)『Occupy OpenOffice』では意味をなさないと感じた我々は、フォークを単に『LibreOffice』と呼び始めた。LibreOffice という名称は、仮のものだった。≪中略≫フランスやスペイン以外の人が『LibreOffice』をどう発音してよいかわからないということに気付いたときには、もう手遅れだった」

※このニュースは、It's FOSS と Rob Weir 氏がエイプリルフールに公開したジョークを、Sean Michael Kerner が紹介しているものです。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。エイプリルフールであってもオープンソースネタを拾うことしか考えてないその頑なな態度は、インターネットコム編集部を毎年どん引きさせている。