多くの産業では、女性社員は同じ業務を担当する男性社員ほどの賃金を与えられていない。だが、米国大学婦人協会(American Association of University Women:AAUW)による調査「Graduating to a Pay Gap」によれば、IT 業界に関してはこれは当てはまらないことが明らかになった。

エンジニアは、男女間での給与格差が最も少ない職業の1つ:米調査
大卒女性の給与は、大卒男性の給与の約82%
(出典:AAUW)

同調査では、女性エンジニアの数は男性エンジニアよりも少ない(15%)という事実はあるものの、その数少ない女性エンジニアが得ている給与は男性エンジニアとほぼ同等であることがわかったという。

エンジニアは、男女間で給与格差の少ない職業
エンジニアは、男女間での給与格差の少ない職業
(出典:AAUW)

女性エンジニアを取り巻く環境は、賃金以外の面でも改善されているようだ。EDDEFY の共同創業者である Evonne Heyning 氏は、女性エンジニアの現状について次のように述べている。

EDDEFY の共同創業者である Evonne Heyning 氏
EDDEFY の共同創業者
Evonne Heyning 氏
「エンジニアリングやコーディングに限らず、テクノロジー分野全般で、女性が台頭しつつある。私が子どもだった頃は、テクノロジーについて話せる女性の友だちはいなかった。私は6歳でプログラミングを始めたが、大学に入るまでは他の女性のプログラマーに会うこともなかった。いまもこの状況が根本的に変わったとは言えないが、徐々に変化しつつある。ハッカソンに出かければ、その状況は4年前とは全く違う。基本的には、ハッカソンは男性向けのクラブハウスのような場所だが、でも以前よりはずっと多くの女性を見かけるようになった」