新型ゲーム機「PlayStation 4(PS4)」を使ってバーチャルリアリティ(VR)を体験できるヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」をソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が発表した。まだ開発段階で、今後の商品化を目指している。

SCE、バーチャルリアリティへダイブする HMD 「Project Morpheus」発表
Project Morpheus

「Oculus Rift」など VR に特化した HMD が注目を集める中、HMD 開発で実績を持つソニーグループとしてもこの分野に参入するのは当然と言える。

SCE の新型 HMD を頭にかぶると、眼前に 3D の仮想空間が出現する。ゲームを始めると HMD に内蔵した各種センサや、PS4 のオプションカメラが頭部の動きや位置を検知し、仮想の空間内を360度全方向に移動できる。

手に持ったモーションコントローラを操作して遊ぶゲームでは、仮想の空間内に剣などの武器を出現させ、それらを自在に動かしながら戦うといったことが可能。

音響面では SCE 独自の 3D オーディオ技術を採用し、前後左右からの音に加えて、上空を旋回するヘリコプターの飛行音や階段をのぼってくる足音など、上下からの音も聞こえる。音がどちらから聞こえるかは、ユーザーの頭の向きなどに応じてリアルタイムに変化する。

Project Morpheus は、米国サンフランシスコで3月19日〜21日に開催するゲーム開発者向けイベント「Games Developers Conference 2014」の SCE ブースに参考展示している。