1. Linux 3.14 が「円周率の日」にリリースされる可能性が(ほぼ)消える

【LinuxTutorial】Linux 3.14 が「円周率の日」にリリースされる可能性が消える、Linux をライブアップデートする「kpatch」、Ubuntu GNOME 14.04 が LTS に?
その開発サイクルの初期には、Linux 3.14 は「円周率の日」にリリースされるのではないかという期待があった。だが、その可能性はほぼ消えたようだ。

Linus Torvalds 氏は3月10日、Linux 3.14 rc 6 をリリースした。そのリリースノートを読む限り、3.14 カーネルを円周率の日までに完成させるのは不可能に見える。

「大きな問題こそないが、リリースサイクルの終盤で起きてはならない小さな問題が、かなりの数発生している。このため、rc6 は rc5 よりも著しく大きくなってしまっている」

2. Linux カーネルに対するライブアップデートを実現する Red Hat の「kpatch」

新時代の Linux ライブアップデートツールが登場しつつある。Oracle の「Ksplice」は以前からよく知られているツールだが、SUSE と Red Hat もこの分野への参入を試みている。

ライブアップデート分野へのもっとも新しい参加者は、Red Hat による「kpatch」プロジェクト。これは現在、アクティブに開発が進められているものだ。Red Hat によれば、kpatch を利用すれば、Linux カーネルをリブートしたり、プロセスをリスタートしたりしなくても、Linux カーネルにパッチを動的に適用できるようになるという。Red Hat は公式 Blog で次のように説明している。

「これにより、システム管理者は、時間のかかるタスクの完了や、利用者のログオフ、スケジュールされたリブートウィンドウを待たなくても、クリティカルなセキュリティパッチをカーネルに直ちに適用できるようになる。kpatch を利用すれば、セキュリティや安定性を犠牲にすることなく、アップタイムをこれまで以上にコントロール可能になる」

3. Ubuntu GNOME LTS


Ubuntu GNOME は、Ubuntu の派生ディストリビューション。デスクトップ環境に GNOME Shell を採用している。

3. Ubuntu GNOME LTS

Ubuntu GNOME コミュニティは、Canonical とアップストリームの Ubuntu 開発チームに対し、Ubuntu GNOME 14.04 を LTS リリースにしたいとする働きかけを行っている。

Ubuntu 14.04 LTS は、利用者に5年のサポートを提供するリリース。これに対し、Ubuntu GNOME 14.04 LTS は、2年3か月のサポートを提供する予定だ。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。