米国 IBM は、「ハイブリッド」クラウドの普及を加速すべく、新しい開発環境やサービスを発表したが、それと同時に、SoftLayer のクラウドインフラの品質を維持するために、「IBM Power Systems」をクラウド基盤のインフラとして採用することも発表した。

SoftLayer は昨年6月、IBM が買収を発表した、クラウドコンピューティングのインフラを販売する会社。

IBM が SoftLayer 買収を発表してからまだ1年も経過していないが、SoftLayer 買収完了後、IBM Power Systems 開発チームと SoftLayer の開発チームは、SoftLayer 環境に最適化された IBM Power Systems を設計、テストを高速化するために結集したそうだ。

今後、SoftLayer の IBM Power Systems で初めて実装されるサービスは、「IBM ワトソン ソリューション」となる。続いて、データやアナリティクス性能に合わせた最適化に関する「IBM Power Systems」の利点を活用した製品が発表される予定。

現在発表予定の製品は、「ワトソン ソリューション」の「Watson Discovery Advisor」「Watson Engagement Advisor」、そして第三者によるコグニティブ アプリケーションの設計/開発/構築を可能にする技術/ツール/SDK/API などを備えた PaaS「The Watson Development Cloud」。

SaaS(Software as a Service)としては、「DB2 BLU」や「IBM Cognos」分析ソリューションなど、IBM Power Systems で最適化されたデータサービス、IaaS(Infrastructure as a Service)としては、ベアメタルの IBM Power Systems をオンデマンド基盤として販売する。