ペンを空中に走らせるとプラスチックで線を描き出し、立体アートを作り上げられる「3Doodler」が日本に上陸する。ナカバヤシが4月上旬に販売開始する予定だ。価格は 3Doodler 本体が1万6,000円(税抜)、線を描き出すためのインクにあたる専用プラスチックフィラメントが1,500円(同)。

ペンを空中に走らせ、立体アートを描き出す「3Dプリントペン」、ナカバヤシ
3D プリンタと筆記具を足して2で割ったような特徴を備える

「3D プリントペン」とも呼ばれるこの機器は、3D プリンタと筆記具を足して2で割ったような特徴を備えている。米国 WobbleWorks が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で集めた約2億4,000万円の資金をもとに開発した。ナカバヤシは日本国内での独占販売契約を結んでおり、ニューヨーク近代美術館の公式ストア「MoMAデザインストア」などの販売チャネルを生かして、アート分野に売り込む考えだ。

3D プリンタと異なり、何かを作り出すのに CAD データなどは不要。というよりも、そもそもパソコンやスマートフォンと接続するような通信機能は持っていない。

専用プラスチックフィラメントを本体に差込み、電源を入れると、熱によって溶けた樹脂がペン先から押し出されていく。樹脂は適温で冷えて固まるため、次々色の違うフィラメントを付け替えて、鮮やかな作品を生み出せる。

美しい作品を生み出せるが、作業中に子どもを近づかせてはいけない
色鮮やかな作品を生み出せるが、作業中に子どもを近づかせてはいけない

注意点として、電源が入っているあいだ、ペン先は最大約240℃の高温になる。一般的なアイロンよりも熱い。このペンを使って立体アートを描き出すさまが、もし小さな子どもの目に止まれば魅力的に映るかもしれないが、そばに近づかせてはいけない。