米国 Intel はサンフランシスコで開催されたイベントで2月18日、Ivy Bridge ファミリーの次世代プロセッサ「Xeon E7 v2」を公表した。

Intel は Xeon E7 v2 をインメモリーデータベースや、リアルタイムのビジネス分析向けのプラットフォームと位置付けている。だがそれだけではない。Intel は Xeon E7 v2 で、RISC システムのリプレイスも狙う。

Intel の上級副社長兼 GM である Diane Bryant 氏は同イベントで、Xeon E7 v2 は、8ソケットサーバーが構成できる「8800 v2シリーズ」、4ソケットをサポートする「4800 v2シリーズ」、2ソケットまでの「2800 v2シリーズ」で構成されると述べた。

Intel が「Xeon E7 v2」を公開 ― ターゲットは「RISC」サーバー
Xeon E7 v2 は、「8800」「4800」「2800」の3シリーズで構成される

それぞれのシリーズには、クロック数やキャッシュサイズ、サポートされるコア数が異なるモデルが用意されており、全体では20のプロダクト SKU を提供することになる。

「1つのダイに43億個のトランジスタを搭載し、22nm トライゲート3次元トランジスタを採用した Xeon E7 v2 は、ソケットあたり最大で15コアを内蔵できる。それぞれのコアはハイパースレッディングにより、最大3.4GHz で稼働する。さらに Turbo-Boost 技術も利用可能だ」

これらの技術により、 Xeon E7 v2 のパフォーマンスは前世代の最大2倍に向上したという。最大メモリー搭載容量も、3倍に増加している。

Intel の Xeon E7 v2 は、最大でソケット当たり1.5テラバイト、または4ソケットサーバーあたり6テラバイトのメモリーをサポートできる。メモリ帯域幅も向上された。

「メモリ容量と CPU クロックが向上した場合、I/O もそれにあわせてスケールしなければならない。Intel は E7 v2 で I/O キャパシティを4倍に増加させた」

さらに、メモリー RAS 機能やシステム RAS 機能の集合体である「Run Sure テクノロジー」と呼ばれる技術も Xeon E7 v2 でデビューを果たした。

「Run Sure テクノロジーはエラーを特定し自己修復するか、またはアプリケーションがシステムオペレーションを維持する行動を取れるよう、ソフトウェアスタックに障害情報を伝えるものだ。この技術により、Xeon E7 v2 は99.999%の可用性を実現している。Xeon E7 v2 は、RISC システムが提供しているのと同等のアップタイムを提供可能だ」

Xeon E7 v2 はミッションクリティカルなパフォーマンスを実現
Xeon E7 v2 はミッションクリティカルなパフォーマンスを実現

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。