MySQL の機能を米国 Google のクラウド上から利用できる「Google Cloud SQL」の一般提供(GA)が始まった。同社は併せてSLA(品質保証制度)に基づく稼働率を99.95%とし、データベース容量を最大500GBに拡充し、顧客データの自動暗号化に対応すると表明した。

Google、クラウド SQL サービス「Google Cloud SQL」を一般提供開始
Google Cloud SQL の一般提供(GA)が始まった

Google Cloud SQL で構築したデータベースは、Google が売込み中の Web アプリケーション開発・実行環境「Google App Engine(GAE)」や仮想サーバー・ストレージ「Google Compute Engine(GCE)」で利用できる。いずれも Google のクラウド基盤で動く。

米国 Amazon.com の「Amazon Web Services(AWS)」の背を追う Google はサービス強化を急いでおり、クラウド SQL の一般提供もその一環。

今回の一般提供に伴い、 Google Cloud SQL ではセキュリティ機能の強化を打ち出している。データベーステーブルと一時ファイルを含む顧客データの自動暗号化に対応し、バックアップデータについても間もなく対応する予定。内部の通信はすべて暗号化し、外部との接続もSSL方式の暗号化が可能。利用者のインスタンスに接続するすべてのホストやアプリケーションに対して必ず認証を行う等々だ。

これに加え、インスタンスの性能が異なる「D0」から「D32」まですべての料金プランで、データベース容量を最大500GBまで増やせるようにした。どのプランでもデータベースの内容は複数の場所に複数回複製し、自動でバックアップするようになっている。

SLA に基づく稼働率は99.95%としている。Google では 1分間に20%以上の接続失敗が続いた場合をダウンタイムと見なしているという。