The Document Foundation は1月30日、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 4.2」をリリースした。利用者に新たな機能と向上したパフォーマンスを提供している。

LibreOffice 4.2 リリース ― 新たに追加された7つの機能

LibreOffice は2010年9月、OpenOffice.org のフォークとして誕生した。現在では、主要な Linux ディストリビューションによって広くサポートされ、Linux デスクトップにおけるデフォルトのオフィススイートとなっている。だが、LibreOffice は Linux ユーザーだけのものではない。Apple Mac OS X と Microsoft Windows 上でも利用が可能だ。

LibreOffice はフル機能を持つオフィススイートであり、ワープロ、スプレッドシート、そしてプレゼンテーション機能を備えている。他のオフィススイートのファイルをインポート&エクスポートするためのフィルターも豊富に搭載されている。LibreOffice 4.2 では、このフィルターが一層充実し、Microsoft Office 文書だけでなく、Apple による Keynote プレゼンテーションファイルも取り扱い可能になった。

ここでは、LibreOffice 4.2 に追加された7つの新機能を紹介しよう。

1. LibreOffice のスタート画面レイアウトが新しくなった

利用者が LibreOffice 4.2 を起動したときに、最初に気付く視覚的な変化は、クリーンアップされたスタート画面だろう。新たなレイアウトは、LibreOffice スイートに搭載された主要アプリケーションへのアクセスを、これまで以上に容易なものにしている。

LibreOffice のスタート画面レイアウト

2. アイコンが一新された

LibreOffice 4.2 ではアプリケーション全体を通じて、アイコンが一新された。これにより、同オフィススイートのルックアンドフィールが向上している。

 アイコンが一新された

3. 文字に対する「囲み線」機能が追加された

ワードプロセッサ「Writer」には、文字を囲む「囲み線」機能が追加された。

Writer に文字に対する「囲み線」機能が追加された

4. Microsoft Office 文書ファイルに対するサポートが充実した

LibreOffice 4.2 では、Microsoft Word のテンプレートファイル(.dot ファイル)のインポート/エクスポートが可能になった。

 Word のテンプレートファイル(.dot ファイル)のインポート/エクスポートが可能に

5. 表計算ソフト「Calc」の「統計」に機能が追加された

LibreOffice 4.2 のスプレッドシート「Calc」には、「サンプリング」「相関」「共分散」「移動平均」といった「統計」機能が追加された。

表計算ソフト「Calc」の「統計」に機能が追加された

6. 「乱数」生成機能が搭載された

データ分析においては時に乱数の生成が必要となることがある。Calc には、この乱数生成機能が搭載された。
 
7. プレゼンテーションソフト「Impress」で Apple Keynote のインポートが可能に

Impress プレゼンテーションアプリケーションで、Apple Keynote プレゼンテーションソフトウェアで作成したファイルを取り扱い可能になった。

「Impress」で Apple Keynote のインポートが可能に


Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。
(この記事は、2月3日付け英文記事の抄訳です)