ウェザーニューズ宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、大規模災害時に災害救援航空機が迅速に救援活動を行い、安全に運航するためのシステム構築で、共同研究を開始した。

ウェザーニューズは、これまで、機体の修理改造の必要がなく、低コストで導入できる機内持ち込み型動態管理システム「FOSTER-copilot」を開発しているが、それらは国内45機のヘリコプターに導入されている。

ウェザーニューズと JAXA、災害時の救援航空機を一元管理する技術を共同で研究開発
「FOSTER-copilot」

また、FOSTER-copilot で取得された航空機の位置情報を、運航判断支援ツール「FOSTER-GA」上で気象情報と重ね合わせ、航空機の安全で効率的な運航をサポートしてきた。

一方 JAXA では、これまで、音声による無線通信やホワイトボードなどで行われてきた情報伝達や共有をデータ通信で行い、多数の航空機に最適な任務を付与できる「災害救援航空機情報共有ネットワーク」(D-NET)の研究開発を進めてきた。

「D-NET」
「D-NET」

共同研究では、FOSTER-copilot を搭載する航空機と、D-NET 対応動態管理システムを搭載した航空機の位置情報や現地の被災状況、搬送患者などの情報を相互に共有し、地上の FOSTER-GA や D-NET 対応の端末上で統合表示することで、被災地に集結したドクターヘリや消防防災ヘリコプターなどの災害救援航空機を、一元管理できる技術の研究開発を目指す。