日本 IBM は、I/O 処理性能を2倍に向上した、基幹業務向けフラッシュストレージ「IBM FlashSystem 840」を発表、販売を開始した。

「2D(2次元)RAID」で可用性を向上するとともに、コンポーネントの冗長化とホットスワップ対応で、システムを止めずにメンテナンスができる。特にデータベースサーバーや仮想化基盤、クラウド基盤など、システム停止が許されない業務向け。最小構成(4TB、Single RAID、1年保証)の価格は1,576万円(税別)。

また、「IBM Flash パートナーズ」を通じて、パートナー13社が「IBM FlashSystem」と、Oracle Database 基盤や Microsoft SQL 基盤、VMware Horizon View(VDI)環境、データマイニング(SAS)環境、SAP ERP 環境などのソリューションに IBM FlashSystem を組み込んで展開する。

IBM FlashSystem 840 は、フラッシュモジュール単位で構成される RAID に加え、モジュールをまたがった RAID 構成を行う 2D RAID で、フラッシュモジュールをホットスワップできる。同時に、フラッシュのチップに障害が発生した際には、自動的に性能とストレージのキャパシティを調節し、システム停止時間を削減する「IBM Variable Stripe RAID」技術を採用している。

ひとつの筐体(2ユニット)に最大 48TB のストレージ容量が搭載可能で、I/O 処理性能は「FlashSystem 820」の約2倍にあたる 110万IOPS に高速化した。

また、インターフェイスには 40Gbit QDR InfiniBand に加え、16Gbps 対応のファイバーチャネルおよび 10Gb FCoE(ファイバーチャネル オーバーイーサネット)を追加した。これによって、ストレージ I/O のボトルネックを解消、システム全体を高速化した。